タカイアキフミが主宰するTAACが、永嶋柊吾、松本大、大野瑞生ら若手俳優6人で舞台を上演
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2020年6月24日(水)~ 30日(火)下北沢・駅前劇場において、タカイアキフミが主宰・作・演出をつとめるソロプロデュースユニットTAAC (読み:たーく)が舞台『世界が消えないように(仮)』を上演する。
2018年、大阪に在住していたタカイが立ち上げたTAACは、単なるプロデュースユニットではなくキャスト・観客とともに「妥協なく創造・共創する集団」として活動、本公演は第4弾となる。
出演は、舞台では悪い芝居やマコンドープロデュースなどにも出演、菅田将暉への楽曲提供(「ベィビィ」)など幅広く活躍する永嶋柊吾、ミュージカル「『刀剣乱舞』歌合 乱舞狂乱 2019」に出演の大野瑞生、声優として、アニメ「ハイキュー !!烏野高校 VS白鳥沢学園高校」、アニメ「ボールルームへようこそ」などに出演し、舞台俳優としても ミュージカル『マリーゴールド』などで活躍する土屋神葉、今回が初舞台で、ミュージックシーンで今注目のバンドLAMP IN TERRENのボーカル松本大、「舞台『刀剣乱舞』 維伝 朧の志士たち」に出演しタカイアキフミ作品には3度目の出演となる劇団Patchの三好大貴、中屋敷法仁演出『露出狂』や岩松了作・ 演出『空ばかり見ていた』など話題作に出演の髙橋里恩がそろった。
このほどタカイと出演者からのコメントが届いた。
タカイアキフミ
すごいメンツを集めてしまったなと思っています。先日ワークショップをしたら、6人全員が全く違うタイプの役者で、とても面白く刺激的で同時に困りました。うまく調和させられるか否かは僕次第だからです。部活動の顧問になった気分です。「彼らとだからこそ表現できることは何か」ということを常に考えながら、6人と対峙して1つの芝居を共に創り上げたいと思います。ご期待ください。
永嶋柊吾
永嶋柊吾
「同性の同世代だけで芝居をやりたい」とお話しいただいて、なにがどうなろうとそんなことは是非やりたいと思いました。同世代だけでの芝居はほぼ経験がない。やっときた、と思いました。演じる側と観る側双方にとって有意義な時間になるようせっせと頑張ります。よろしくお願いします。
松本大
松本大
友達の永嶋柊吾に誘われて初めて演劇に挑戦させてもらうことになりました。普段の自分とは全く違う世界なので不安もありますが、そんな自分だからこそ見えているもので一緒に良い作品を作っていけたらと思います。
大野瑞生
大野瑞生
タカイくんの作品を初めて観たのは1年半前の「を待ちながら。」です。嘘を限りなく無くした 空間・会話の中で、役個人の言葉で表せられない感情が漂っている。とにかく好きでした。キャスト全員が魅力あふれる方で、しかもタイプが全然違う。顔合わせのみで良い舞台になる確信ができました。本当に良いものになります。是非観に来てください!
土屋神葉
土屋神葉
作・演出のタカイさん含め漢七人の座組。まさに七人七色、違う世界で生きてきた七人が集まる奇跡。タカイさんが引き合わせなければ、出会いすら叶わなかったかもしれません。そしてまた七人で織りなす世界がどうなるのか、想像もできません。虹色なのか混沌とするのか、色でさえなくなるのか。ぜひ劇場で、目撃して下さい。
髙橋里恩
髙橋里恩
今回タカイさんの作品に参加でき、日常の中で蠢く沢山のきめ細かいドラマを創れる事がとても楽しみで仕方がありません。共演者の皆様20代ということもあって、心を交わしながら沢山のことを吸収して出してを繰り返し、生き物を感じさせる世界を作り出すことを考えて、取り組みたいと思います。
三好大貴
三好大貴
役者をやっていると、理想の俳優さんは?どんな作品に出たいですか?誰と共演したいですか?といろんな方面から頻繁に聞かれます。その疑問がある方々に声を大にして言いたい。今作のような芝居を世に届けたいから、僕は人生を懸けて役者を選んだのです。これは僕の本音です。どうか、沢山の方に今作が届きますように。
Takai Akifumi and Comrades (訳:同志)の略。
タカイアキフミと、公演ごとに集まった同志の表現者たちが、前のめりに、妥協なく創造・共創する集団。日本社会が抱える問題を背景にして、人々の「営み」を描き、現実にありながらも普段は感じることのない微かな希望や愛を掘り起こす。