新宿に新しい美術館が誕生 「SOMPO美術館」2020年5月に開館

2020.3.12
ニュース
アート

SOMPO美術館外観イメージ

画像を全て表示(5件)

1976年に開館し、高層階の美術館として長きにわたり親しまれた「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が、2020年5月28日に「SOMPO美術館」として新たに誕生。このリニューアルオープンにあわせ、5月28日より『開館記念展Ⅰ・Ⅱ』を開催する。
※開幕日が延期となりました。詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。

『開館記念展Ⅰ 珠玉のコレクション』では、SOMPO美術館のマークが象徴する「美術がもたらす心の自由を大切にする」というコンセプトを切り口に、山口華楊の《葉桜》やルノワールの《浴女》など作品約70点を展示。

山口華楊《葉桜》1921年、絹本彩色、168.7×273.5cm ※開館記念展Ⅰのみ展示 (所蔵先:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)

ピエール=オーギュスト・ルノワール《浴女》1892-93年頃、油彩・キャンヴァス、53.5×38.0㎝ (所蔵先:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)

『開館記念展Ⅱ 秘蔵の東郷青児』では、SOMPO美術館が収蔵する「東郷青児コレクション」の中から、東郷の代表的な絵画、彫刻、版画などをはじめ、未公開品を含む資料を多数紹介する。

東郷青児《望郷》1959年、油彩・キャンヴァス、116.1×90.7cm (C)Sompo' Museum of Art, 19017 (所蔵先:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)

また、「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」にて常設展示されていたゴッホの《ひまわり》は、「SOMPO美術館」では透明度が高く、低反射、無色のガラスの展示ケースで、より近く、より鮮やかに鑑賞できる。

フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》1888年、油彩・キャンヴァス、100.5×76.5cm (所蔵先:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)

『開館記念展Ⅰ 珠玉のコレクション』は5月28日(木)から7月5日(日)まで、『開館記念展Ⅱ 秘蔵の東郷青児』は7月18日(土)から9月4日(金)まで開催。

イベント情報

SOMPO美術館 開館記念展
Ⅰ 珠玉のコレクション
Ⅱ 秘蔵の東郷青児

会場:SOMPO美術館(東京都新宿区西新宿 1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル敷地内)
 ※「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は、2020年5月28日に敷地内に「SOMPO美術館」として生まれ変わります。
会期:2020年5月28日(木)~9月4日(金)
※開幕日が延期となりました。詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。
【前期:Ⅰ珠玉のコレクション】5月28日(木)~7月5日(日)
【後期:Ⅱ秘蔵の東郷青児】7月18日(土)~9月4日(金)
開館時間:10:00~18:00
 ※入館は閉館時間の30分前まで
休館日:月曜日(ただし8/10(月・祝)は開館)、7/6(月)~7/17(金)の展示替期間
料金:一般1,000円(800円)、大学生700円(600円)、高校生以下無料
 ※( )内は前売料金
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、読売新聞社
協賛:損保ジャパン日本興亜