米ブロードウェイ、6月7日まで閉鎖を延長 英ウエスト・エンドも5月31日まで

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2020.4.9
ブロードウェイのマジェスティックシアター(2018年撮影:森岡悠翔)

ブロードウェイのマジェスティックシアター(2018年撮影:森岡悠翔)

 

米ニューヨーク市での新型コロナウイルス感染拡大状況をうけ2020年4月8日(米現地時間)、ブロードウェイの劇場が閉鎖期間を6月7日まで延長することを事業者団体のブロードウェイ・リーグ(https://www.broadwayleague.com/)が発表した。今回の決定は、CDC(Centers for Disease Control/アメリカ疾病管理予防センター)のガイドラインならびにニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ氏の方針を受けてのことだという。

ブロードウェイ・リーグトップのシャーロット・セント・マーティン氏は、「私たちの最優先事項は、ブロードウェイを訪れる人々と役者やミュージシャン、劇場スタッフ、その他すべてのプロフェッショナルを含めた数千人にのぼるシアター業界で働く人たちの心身の健康です。ブロードウェイは常にニューヨークの中心であり、もう一度ライブシアターを楽しめる日を心待ちに、アーティストやシアタープロフェッショナル、ファンたちとともに力を合わせていきます」と述べている。

なお、ブロードウェイではすでに毎年6月に行われるトニー賞の延期も決定しており、また、英ウエスト・エンドでも4月6日(英現地時間)すべてのパフォーマンスを少なくとも5月31日まで中止することをロンドン劇場協会(SOLT:Society of London Theatres)が発表している。

公式サイト

■ブロードウェイ・リーグ公式サイト:https://www.broadwayleague.com/
■ロンドン劇場協会公式サイト:https://solt.co.uk/
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