『グリーン&ブラックス』井上芳雄&昆夏美が『レミゼ』、中川晃教が『チェーザレ』の楽曲を披露
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『グリーン&ブラックス』より
2020年4月で4 年目に突入するWOWOWオリジナルミュージカルコメディ「福田雄一×井上芳雄『グリーン&ブラックス』」(以下、「グリブラ」)。4 年目を迎え、初回となる4月29日(水)の放送では、井上と昆夏美による「恵みの雨」(『レ・ミゼラブル』より)、新型コロナウイルスの影響により全公演中止となった『チェーザレ 破壊の創造者』より主演・中川晃教による表題曲「チェーザレ」の 2 曲が披露されるミュージックショーのコーナーをはじめ、豪華ひな壇トークなど、充実の内容で放送される。
井上芳雄
昆夏美
(左から)昆夏美、井上芳雄
中川晃教
中川晃教
中川晃教
ミュージックショーのコーナーに出演する井上、昆、中川からのコメントが到着したので、紹介しよう。
井上芳雄からのコメント
『レ・ミゼラブル』の曲はほとんど歌えるんですけど、出演したことはないんです。演じたことがない役の歌を、こうして、本役の方と歌わさせて頂くのが好きですね。しかも、だいたいドラマチックな場面じゃないですか。ホントに申し訳ないというか、嬉しいです。
昆夏美からのコメント
お芝居の中だとすごく感情移入している曲なんですけど、歌だけの披露となると、なかなか緊張するというか。ガッツリお芝居のテンションでいくとコテコテになるし、だからと言ってただ歌うだけでは 塩梅がすごく難しい曲だと思います。
中川晃教からのコメント
本当ならば、今頃は無事に開幕し、絶賛公演中!だったはずの『チェーザレ』ですね。この収録は、『フランケンシュタイン』東京公演千秋楽の後に行われました。私たちにとって、今、世界で起こっている出来事こそ、時代の運命によって、物事の見方を変えるタイミングにあるのかもしれません。
チェーザレは、かつての栄華を誇ったギリシャ・ローマを築き上げたリーダーと出会い、教皇派という仮面を被り、中身は皇帝派としてハイブリッドな個性と才能、そして運命で、新たな時代を創造していきます。図らずも16歳チェーザレの物語から今を生きる私たちに通ずるテーマ、誰もがしあわせに暮らす、芸術溢れる豊かな国に、希望や思いを馳せることができます。
音楽監督&ピアノ演奏の大貫さん率いるグリブラバンドは、一発 OK テイクでいくぞ!という気合いと集中力、そしてライブ感の経験は、記者発表に次いで2度目の歌唱となる僕にとって、稽古に入る前の役作りにも繋がっていきました。
中止の決定を覚悟した時、必ずいつか!近い将来に上演したいとそう思いました。
劇場は、みんなの心の宿る場所。そのステージにチェーザレとして生きる日まで、僕も本作に携わるクリエイタースタッフの皆さん、共演者の皆さんと、作品を温め、深めていきます。