フルリモート劇団「劇団ノーミーツ」、5月下旬に旗揚げ・生配信公演が決定 メインキャストを募集
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フルリモート劇団「劇団ノーミーツ」
2020年5月23日(土)~24日(日)にフルリモート劇団「劇団ノーミーツ」の旗揚げ・生配信公演『門外不出モラトリアム(仮)』の上演が決定した。
劇団ノーミーツは、2020年4月5日に、Out Of Theater代表の広屋佑規、映画プロデューサーの林健太郎(映画『書くが、まま』ショートフィルム『純猥談 触れた、だけだった』)、劇団「21g座」主宰の小御門優一郎が、コロナ禍における役者、クリエイターの新たな表現の形を生み出すために集まり発足。 "NO密で濃密なひとときを"をテーマに、フルリモートで制作したZoom演劇作品ををこれまで7作品配信し、SNS総再生回数は500万再生を突破している。
今回上演が決定した『門外不出モラトリアム(仮)』は、劇団ノーミーツ YouTubeチャンネルにて生配信で行われる予定で、主演・メインキャストはオーディションにより決定する。オーディション応募締め切りは4月26日(日)23時59分。経歴・年齢は不問。劇団ノーミーツ主宰の広屋、林、小御門のコメントは以下の通り。
広屋佑規(主宰、企画・プロデュース)
今までOut Of Theaterでは公共空間や都市空間を舞台に、イマーイブ体験を軸としたエンタメ創りをしてきましたが、コロナウィルスにより全企画が中止・延期となってしまいました。しかし、こんな時代だからこそ、ただ自粛するのではなく、今できる表現の可能性を模索したいと考え、劇団ノーミーツを立ち上げました。少しでも多くの方に自宅でのささやかな楽しみを届けるため、このプロジェクトに共感し、一緒に創り上げてくれる俳優の方々のご連絡をお待ちしております。
林健太郎(主宰、監督・プロデュース)
私は、会社では演劇の劇場に携わり、フリーランスで映画やMVを作っています。全部止まり、全部飛びました。映画づくり、演劇づくりの醍醐味は現場だと思っています。
本打ちや撮影現場など、面と向かって行う魂のぶつけ合いが積み重なり、作品になっていく。劇団ノーミーツのコンセプトは、その真逆。全く誰とも合わず、自宅から画面を通して作品をつくります。
毎日、矛盾と葛藤だらけですが、今できる全力を尽くします。おもろいもんつくるぞー!
小御門優一郎(主宰、脚本・演出)
「劇場」に集まることができない今、どんな「演劇」が可能なのか。そもそも何を「演劇」と定義するのか…。
巣ごもり中で執筆が遅れるいつもの言い訳が使えないので、まずは脱稿目指して頑張りたいと思います。