METライブビューイング、『ポーギーとベス』『アグリッピーナ』『さまよえるオランダ人』の上映日程が決定
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(上段左から)『ポーギーとベス』、『アグリッピーナ』(下段)『さまよえるオランダ人』
世界最高峰のメトロポリタン・オペラ(通称 MET)の最新公演を映画館で上映する『MET ライブビューイング』。新型コロナウイルス感染拡大により、当初の日程通り上映を行えなかった、第6作『ポーギーとベス』、第7作『アグリッピーナ』、第8作『さまよえるオランダ人』の追加・延期上映日程が決定した。全上映劇場で1週間の限定上映(※東劇のみ2週上映)となる。
◆第 6 作 ガーシュウィン『ポーギーとベス』 新演出 2020年6月26日(金)~
『ポーギーとベス』
指揮:デイヴィッド・ロバートソン 演出: ジェイムズ・ロビンソン
出演:エリック・オーウェンズ、エンジェル・ブルー、ゴルダ・シュルツ 他
『ラプソディ・イン・ブルー』『パリのアメリカ人』でも有名なガーシュウィン兄弟が手掛けた名作オペラ 。〈サマータイム〉 などの名曲が散りばめられた傑作が新演出で、METに30年ぶりに登場。エキサイティングな演出や、カラフルな衣装にも注目の、現地 NY でソールドアウト続出の大ヒット作品。
◆第7作 ヘンデル 『アグリッピーナ』MET 初演 新演出 7月3日(金)~
『アグリッピーナ』
指揮:ハリー・ビケット 演出: デイヴィッド・マクヴィカー
出演:ジョイス・ディドナート、ブレンダ・レイ、 ケイト・リンジー、 イェスティン・デイヴィズ 他
ユーモア溢れる愛と陰謀を描いた、今いちばん「旬」な作曲家、ヘンデルの最上級オペラ。息子を帝位に付けるため、陰謀を巡らす悪の皇妃アグリッピーナをグラミー賞受賞歌手、ジョイス・ディドナートが演じる紀元1世紀のローマ帝国時代を現代に置き換えた演出にも注目
◆第8作 ワーグナー 『さまよえるオランダ人』 新演出 7月10日(金)~
『さまよえるオランダ人』
指揮:ワレリー・ゲルギエフ 演出: フランソワ・ジラール
出演:エフゲニー・ニキティン 、アニヤ・カンペ、藤村実穂子 他
神を呪った罰を受け、永遠に海をさまよい続けている幽霊船のオランダ人船長を救うため、命を賭ける娘ゼンタとの愛の物語を描いたワーグナーの出世作が新演出で登場。世界的メゾソプラノ、藤村実穂子が日本人で初めてMETライブビューイングに出演。オペラの巨匠 V ・ゲルギエフが野心的な音楽を輝かせる。