ソプラノの佐藤美枝子、第50回ENEOS音楽賞・洋楽部門本賞を受賞

2020.6.5
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クラシック

佐藤美枝子 (C)Akira Muto


ソプラノの佐藤美枝子が、第50回ENEOS音楽賞(旧モービル音楽賞)洋楽部門本賞を受賞した。

佐藤は1998年、第11回チャイコフスキー国際音楽コンクール声楽部門で日本人初の第1位を受賞後、国内外で活躍を続け、2016年以降は『ドン・パスクワーレ』ノリーナ、プーランク『人間の声』、『ラ・ボエーム』ミミ、『夕鶴』つうと新役に挑戦し、本年2月には藤原歌劇団公演『リゴレット』のジルダ役で高い評価を受けるなど、意欲的な活動を行なっている。

自身の年齢や声の変化に応じて表現の幅を無理なく広げてきたこと、そして今後の芸域のさらなる深まりを期待されての受賞となった。

また、この9月には新企画「佐藤美枝子のオペラ 『蝶々夫人~ハイライト』」を立ち上げ、大和市文化創造拠点 やまと芸術ホールにて開催を予定している。