牧阿佐美バレヱ団が『ロメオとジュリエット』オンライン鑑賞教室を開催、ダンサーによるインスタライブも

 

牧阿佐美バレヱ団は今年、3月公演『ノートルダム・ド・パリ』、6月公演『ロメオとジュリエット』を新型コロナウイルスの影響を受けて中止した。いっぽうで5月15日（金）21:00より24時間限定で『白鳥の湖』を配信したほか、レパートリーにしている全幕バレエのストーリー紹介動画をアップするなど動画配信に積極的だ。6月13日（土） 13:00～13:35には『ロメオとジュリエット』オンライン鑑賞教室を開催する（申し込みは6月11日（木）23:59まで）。

鑑賞教室とはバレエ公演当日の開演前に見どころなどを紹介する人気講座で、写真を用いた紙芝居のようなストーリーが好評を博しているという。講師は牧阿佐美バレヱ団バレエ・ミストレスの挾間祥子で、今回はZoomを使用してオンラインで実施。親子対象の鑑賞教室にて使用予定だったものだが、バレエ団の紹介によれば「大人の方でもお楽しみいただけます」との触れ込みだ。そして今回のオンライン鑑賞教室ではダンサーへの質問を募集する。

また牧阿佐美バレヱ団公式Instagramでは、6月12日（金）『ロメオとジュリエット』各日のロメオ役、ジュリエット役で出演予定だった清瀧千晴×光永百花、阿部裕恵×水井駿介がライブ配信に登場。ダンサーへの質問も受け付ける。

なお牧阿佐美バレヱ団は10月3日（土）、4日（日）に文京シビックホール20周年記念公演『眠れる森の美女』を上演予定。演出・振付：テリー・ウエストモーランド（マリウス・プティパ原振付による）、美術：ロビン・フレーザー・ペイによる豪華壮麗な古典バレエを満喫したい。

文＝高橋森彦