沖縄県出身のバレエ・アーティスト 緑間玲貴 リアルタイム無観客WEB公演『トコイリヤ ARt MOViEng』を開催決定
『トコイリヤ Art MOViEng』
2020年7月23日(木・祝)、沖縄県出身のバレエ・アーティスト 緑間玲貴が代表理事を務める一般社団法人 トコイリヤ・ソサエティーが、無観客劇場公演のリアルタイム配信と新規撮影からなる舞踊映像作品をWEB配信する新企画『トコイリヤ Art MOViEng』を開催することが決定した。また、7月24日(金・祝)、25日(土)には、宜野座村文化センター「がらまんホール」(沖縄県宜野座村)にて、政府のソーシャルディスタンス指針に基づいた観客動員型公演を開催する。
トコイリヤは、緑間玲貴を中心に構成しているバレエ公演企画。バレエ、琉球舞踊、日本古来の巫女舞、観音舞などの各舞踊に共通する「眞・善・美・愛」の世界観を基に、新たな世界観を生みだす舞踊作品を継続的に創造することを追求し、国内外への発信をしている。2015年5月の東京初演が成功し、2016年1月に沖縄の自然の洞窟「ガンガラーの谷」で第2回公演を開催。独自の世界観に反響が広がり、同年6月に再演。その後、第4回東京公演、第5回東京2日間連続公演と活動を重ねている。
「ARt MOViEng(アートムーヴィング)」とはART(芸術)・AR(AUGMENTED REALITY/拡張現実感)・MOVIE(映像)・MOVE(動く)・MOVING(感動を呼び起こす・引越)を合わせた新しい言葉。本企画は、コロナ禍の中世界中の舞台芸術公演が中止になっていること、そして、トコイリヤのバレエ公演も開催中止を余儀なくされたことを発端に、『芸術の灯は消せない。』をスローガンに掲げ行うもの。『トコイリヤ・アートムーヴィング』と題し、通常公演に代えて新規制作の舞踊映像収録作品の配信と劇場からのリアルタイム配信、そして政府のソーシャルディスタンス指針に沿った観客動員型劇場公演を行う。また、この活動の趣旨と目的を、より多くの人に届けるべく、クラウドファンディング形式での支援呼びかけと鑑賞券の販売を並行して行い、通常の劇場公演活動とは異なる新たな観客層の創出と繋がりを模索するという。