中津留章仁作・演出の『パンデミック・パニック』全8公演をYouTubeでライブ配信決定

2020.6.22
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舞台

『パンデミック・パニック』

 

2020年7月4日(土)から5日間、2人の俳優と劇作家の中津留章仁によるプロデュース団体「ナカツル ブールヴァール トウキョウ(Nakatsuru Boulevard Tokyo)」が手掛ける舞台『パンデミック・パニック』(中津留 章仁作・演出)がYouTubeでライブ配信されることが決定した。

ナカツル ブールヴァール トウキョウは、俳優の田邉淳一村上隆文の2人が劇作家の中津留章仁とともに発足した演劇ユニット。今回配信される『パンデミック・パニック』は、世界的なパンデミックに直面したある商社で社員たちが売れる商品の買い占めや転売、話題の名前のビールを大量に仕入れるなどの行動をとるなかで新たなウイルス感染者?が発生して……というストーリー。矛盾と欺瞞が入り交ざった社会を舞台に、機微や風刺を折り込みながら描くブラックエンターテインメントだ。公演は劇場を使って無観客で実施。ステージと客席をセットに、天井やセットの内外に6台以上のカメラを設置し、撮影して切り替えながら公演の迫力と臨場感を伝える映画の手法でライブ配信されるという。ナカツル ブールヴァール トウキョウは、今回の作品を「現在の社会と世界中の人々に人種や宗教を超えて訴える内容のあるもの」と捉えており、完成された作品に字幕をつけて世界へ発信していくほか、劇場の再開後は上演を手がけていく予定だという。

配信は、7月4日(土)・5日(日)・10日(金)・11日(土)・12日(日)の5日間。14:00および19:00の全8公演行われる。

公演情報

『パンデミック・パニック』
 
■上演およびライブ配信日時:
2020年7月4日(土)午後7時
2020年7月5日(日)午後2時/午後7時 の2回公演
2020年7月10日(金)午後7時
2020年7月11日(土)午後2時/午後7時 の2回公演
2020年7月12日(日)午後2時/午後7時 の2回公演
 
■上演時間:約110分
■視聴料金:2,000円(税込)
発売:6月20日(土)午前9時~
 
■作・演出:中津留 章仁
■キャスト:田邉淳一、村上隆文、みやなおこ、石井麗子、谷畑 聡、城戸崇宏、麻生 あゆみ、平体 まひろ
 
■スタッフ
舞台監督:白石 定(STAGE WORKS)
美術:橋本尚子
照明:赤田智宏(ALOP)
音響:今西博美
大道具:ステージファクトリー
演出助手:工藤雄作
宣伝美術:吉田智哉
撮影・配信・記録:磯金秀樹
ウェブサイト担当:鮫島 裕一郎(株式会社レリッシュ)
企画/制作:株式会社J’S STUDIO