『仮面ライダージオウ』の奥野壮がリーゼント&坊主頭で主演 映画『灰色の壁~歯車~』が2021年公開へ
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(C)2020映画『灰色の壁~歯車』製作委員会
2021年春に公開予定の映画『灰色の壁~歯車~』に、俳優の奥野壮が主演することがわかった。
『灰色の壁~歯車~』は、映画『パラ族 パラパラじゃないか!』などの安藤光造監督がメガホンをとる新作映画。平成初期のバブル崩壊後、暴力団対策法が成立した直後の埼玉の少年刑務所を舞台に、義理と人情と裏切りの物語を描いた作品だ。
(C)2020映画『灰色の壁~歯車』製作委員会
主演の奥野は、『仮面ライダージオウ』の仮面ライダージオウ/常磐ソウゴで知られ、その後もドラマ『ピーナッツバターサンドウィッチ』(MBS)や、映画『私がモテてどうすんだ』などに出演してきた。そんな奥野が『灰色の壁~歯車~』で演じるのは、とあるきっかけで少年刑務所に送り込まれる暴走族OB・吉田正樹。劇中では、リーゼントと坊主姿を披露しているという。
(C)2020映画『灰色の壁~歯車』製作委員会
(C)2020映画『灰色の壁~歯車』製作委員会
奥野のコメントは以下のとおり。
奥野壮
この作品のお話を最初にいただいた時、是非やってみたい!と強く思いました。
実話に基づいた作品というのは経験が無かったし、元々こういう1人の人間の歴史のようなものを演じてみたかったので願っても無いチャンスだと思いました。
また、お芝居の中で坊主になるというのは光栄なことで、今回こうして作品を通して自分のやってみたいことができているというのは幸せなことだと思います。坊主になってから頭が芝生みたいに気持ちが良くて1日5回は頭を撫でています笑。
今は気がつくと、別の取材でうまく笑えなくなっている程、無意識に役に入り込んでいます。僕が演じるこの作品の主人公の繊細な心情の変化を丁寧に表現出来たらと思っています。
ご本人とも当時どんなことを感じていたか、摺り合わせさせていただき、監督とも意見交換をしながら真摯に役に向き合えているので、今から公開が楽しみですし、皆さんにも是非、この髪型の変化だけでなく、作品のメッセージをしっかりと届けられたら嬉しいです。
『灰色の壁~歯車~』は2021年春に公開予定。