幸四郎、猿之助、愛之助、勘九郎、七之助、中車の扮装姿が歌舞伎を盛り上げる 歌舞伎座8月公演『八月花形歌舞伎』特別ビジュアルが公開

2020.7.16
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歌舞伎座8月公演『八月花形歌舞伎』特別ビジュアル


2020年8月1日(土)に初日を迎える、歌舞伎座8月公演『八月花形歌舞伎』の特別ビジュアルが公開となった。

2月公演の千穐楽以来、5ヶ月ぶりに再び歌舞伎座の幕があく。本公演では、松本幸四郎、市川猿之助、片岡愛之助、中村勘九郎、中村七之助、市川中車、片岡亀蔵、坂東彌十郎、中村扇雀という顔ぶれが揃い、第一部は歌舞伎舞踊の人気作『連獅子』、第二部は狂言を題材にした松羽目物の舞踊『棒しばり』、第三部は名作「義経千本桜」より華やかな舞踊『吉野山』、第四部は男女の不思議な巡り合いを描いた傑作『与話情浮名横櫛』のラインナップとなっている。

この度、公演に先立ち、特別ビジュアルが公開された。ビジュアルには幸四郎の『与話情浮名横櫛』切られ与三郎、猿之助の『吉野山』佐藤忠信、愛之助の『連獅子』狂言師右近後に親獅子の精、勘九郎の『棒しばり』次郎冠者、七之助の『吉野山』静御前、中車の『与話情浮名横櫛』和泉屋多左衛門の扮装姿が、歌舞伎座から飛び出しているかのようにあしらわれている。そこには、歌舞伎座からまた歌舞伎の舞台が始まるのだ、という思いが込められているとのこと。

なお、特別ビジュアルは、歌舞伎座のほかに、27日(月)から1週間山手線各駅のホーム上でも見ることが可能だ。

本公演は、新型コロナウイルス感染症対策のため政府や自治体のガイドライン、感染症に関する専門家の意見を参考に、十分な対策を行った上で開催される。今回は幕間の無い構成で、各部に1演目ずつ上演時間も約1時間程度、初の四部制で上演。各部それぞれ、歌舞伎の醍醐味溢れる狂言がそろい、花形の清新な顔ぶれで楽しむことができる。

日程は2020年8月1日(土)~26日(水)(休演は7日(金)・17日(月))歌舞伎座にて上演。

公演情報

『八月花形歌舞伎』
■日程:2020年8月1日(土)~26日(水)※休演:7日(金)、17日(月)
■会場:歌舞伎座
 
第一部 午前11時~
河竹黙阿弥 作
連獅子(れんじし)

狂言師右近後に親獅子の精 愛之助
狂言師左近後に仔獅子の精 壱太郎
浄土の僧遍念 橋之助
法華の僧蓮念 歌之助
 
第二部 午後1時45分~
岡村柿紅 作
棒しばり(ぼうしばり)

次郎冠者 勘九郎
太郎冠者 巳之助
曽根松兵衛 扇雀
 
第三部 午後4時15分
義経千本桜
吉野山(よしのやま)

佐藤忠信実は源九郎狐 猿之助
逸見藤太 猿弥
静御前 七之助
 
第四部 午後7時~
三世瀬川如皐 作
与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
源氏店

切られ与三郎 幸四郎
妾お富 児太郎
番頭藤八 片岡亀蔵
和泉屋多左衛門 中車
蝙蝠の安五郎 彌十郎
 
■『八月花形歌舞伎』詳細:https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/683/
■歌舞伎公式総合サイト『歌舞伎美人』:https://www.kabuki-bito.jp/
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