貸切公演ならではのお楽しみが盛りだくさん スーパー歌舞伎『もののけ姫』イープラス貸切公演 潜入レポート
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スーパー歌舞伎『もののけ姫』イープラス貸切公演より
映画『国宝』の歴史的ヒットで歌舞伎への注目が集まっている昨今、イープラスでは歌舞伎の貸切公演が人気を博している。観劇初心者や初めて歌舞伎に触れる人にとっても楽しんでもらえるようにと、事前レクチャー講座を設けたり、独自のお席料を設定したりと、様々な工夫を行っているのが貸切公演の特徴でもある。今回、予定枚数が即終了となった大人気貸切公演の様子を特別レポートする。
スーパー歌舞伎『もののけ姫』イープラス貸切公演より
■ 満員御礼の演舞場にプラみちゃんがいっぱい
東銀座駅から徒歩約6分。どこか懐かしい昭和レトロな情緒漂う新橋演舞場には、開演前から熱心なファンが詰めかけていた。演舞場の名物スポットである、ポスタービジュアルを使用した大看板前には、記念撮影の列が絶えなかった。
スーパー歌舞伎『もののけ姫』イープラス貸切公演より
そして、看板の横には貸切公演の広報担当プラみちゃん(※1)の姿が。歌舞伎に合わせた裃(かみしも)袴姿でお客様をお迎えしている。その横には「満員御礼」の文字が輝いている。
入場券をもぎってもらい、中に入ると、そこにはイープラス貸切公演の特別装飾が施されている。 アクスタ(アクリルスタンド)プラみちゃんと、もののけ姫のキャラクターぬいぐるみが並び、おなじみのピンクののぼりが目を引くしつらえ。こちらでも、「可愛い!」と、たくさんの人が写真を撮っていた。
■ 売店ではオリジナルグッズや舞台写真を販売
二階の売店では、今回の公演のために作られたオリジナルグッズが販売中。Tシャツや手ぬぐいなど、夏らしいラインナップだ。また、俳優の舞台写真も販売されている。どれを買うか、真剣に悩む姿、「どれを買う?」「迷っちゃう!」と話し合う姿なども見られた。 新橋演舞場のオリジナルグッズや、幕間(休憩時間)に客席でも食べられるお弁当・スイーツの売店もあるので、観劇の思い出にぜひチェックしてみよう。
公演ごとのパンフレットも見逃せない。鮮やかな青と、赤のコントラストの装丁が遠くからでも目を引く。歌舞伎公演では公演中盤を過ぎると、実際に舞台上で撮影された写真が入った「舞台写真入りパンフレット」が別途販売されることが多い。今回も写真入りがすでに登場しているので、気になる人はお忘れなく。
■ もののけ姫の世界が広がる客席へ
客席に入ると、サンたちが住む「森の姿」を描いた緞帳(どんちょう)が下がっている。木漏れ日のようなライトが劇場の壁を照らし、まるでシシ神の森に迷い込んだような気持ちに。
今回は客席を広く使う演出も多く、「そこから登場するの!?」と思うような場面もある。ダイナミックな大道具・小道具使いもあり、スーパー歌舞伎の名物・宙乗りの場面もある。どこの席で観てもスーパー歌舞伎のスピリットのひとつである「スペクタクル」を感じられるはずだ。
■ 脚本家・戸部和久のレクチャーにお弁当……イープラス貸切公演だけのお楽しみがたくさん
イープラス貸切公演では、公演をより楽しんでもらおうと、様々なイベントが行われている。今回は脚本を担当した戸部和久氏の、開演前レクチャーが実施された。地下のホールでは、200名が集合。モロたちが描かれたシャツに身を包んだ戸部氏が現れると、大きな拍手が起こった。
「今回はお申込みが多くて、僕が喋るスペースがどんどん追いやられて、座る椅子がなくなってしまった」とジョークからレクチャーがスタート(通常はトークスペースと椅子が用意されることが多い。今回は申し込み多数につき、司会台のすぐそばまで、椅子とテーブルが並べられていた)。
スーパー歌舞伎の成り立ちと歴史、まだ幼かった團子の、楽屋でのやんちゃな様子を懐かしむなど、ユーモアを交えながら軽妙に語ってくれ、参加者たちは熱心に耳を傾けていた。
■ 感想を話しながらお弁当を食べる幕間
今回の貸切公演では、お弁当付き
今回のお弁当はご飯が2種類。食べ応えはあっても、休憩時間に食べきれる量なのが嬉しい。
幕間のごはんも、歌舞伎観劇の際の楽しみとしてぜひ押さえておこう。
■ サイン入公演ポスタープレゼントに喜びの声が続々
来場者の中から抽選で各回5名様に、市川團子、中村壱太郎、中村時蔵の3名のサイン入公演ポスターをプレゼントという、イープラス貸切公演限定のスペシャルイベントを実施。1幕が終わってから、舞台上で抽選が行われた。 プラみちゃんが見守る中、受け取りに来る当選者に話を聞いた。
まずは、ジブリファンで、大阪から親子で来たという方。『新作歌舞伎 風の谷のナウシカ』をきっかけに歌舞伎に足を運び、今回の『もののけ姫』も楽しみにしていたとのこと。とにかく見たい!の一心でイープラスの貸切公演に応募したら、まさかの7・8月の両日当選。「来月も来ます!」と気合充分で、にこやかに語ってくれた。
当選おめでとうございます!
また、神奈川県から、歌舞伎ファンのイープラス会員の叔母に
次に受け取っていたのは60代の男性。ご夫婦で申し込み、こちらも初の歌舞伎観劇だったという。映画のせりふが全て頭に入っているという、『もののけ姫』生粋のファン。「映画のせりふを舞台でも使ってくれたので、わかりやすく、面白かった」とのこと。
終演後、興奮冷めやらず記念写真を撮る人々でごった返す中、小柄なお子さんとそのご家族に話を聞かせてもらった。9歳だという女の子は、歌舞伎はもちろん初めて。しかし寝ることもなく、3時間超えの公演を堪能できたそうだ。
■ 歌舞伎を見たことない人にも楽しんでもらえるように……二代目猿翁の思いを引き継ぐ
「地方公演はないのか」「再演はないのか」。すでにそんな声が相次いでいるという本作。
スーパー歌舞伎は歌舞伎とは少し趣が違うが、その根底には、歌舞伎を観たことのない人に、歌舞伎を届けたいという創始者・二代目猿翁の強い想いがある。誕生から40年。猿翁亡き後初の上演となる本作でも、その思いは一座に浸透している。
これも貸切公演ならではの、歌舞伎では異例の舞台挨拶で、「観客を楽しませたい、明日への活力にしてもらいたい」と團子も語っていた。
明るくなった客席を見回すと、どの顔もキラキラと輝いていた。事前レクチャーでも、歌舞伎自体が初めてという方が多かった。しかし、終演後の観客の表情には、「満足だった」「楽しかった」と、はっきり書いてあった。
歌舞伎に興味があるけれど、よくわからない……と、迷っている方も楽しめるのが本作、スーパー歌舞伎『もののけ姫』だ。 この記事の執筆時点で劇場の
イープラスの貸切公演なら、事前レクチャーやお楽しみ特典など、初めて劇場を訪れる方でも安心して楽しめる工夫が満載だ。観劇初心者の方も、ぜひ安心してイープラス貸切公演に足を運んでみてはいかがだろうか。
今は、AIでなんでもできるようになった。そんな現代に人の手で創り出される舞台芸術の世界を、ぜひ隅々まで味わってほしい。
イープラスで実施する貸切公演の広報担当です。 2019年、宝塚歌劇雪組『壬生義士伝』と帝国劇場ミュージカル『エリザベート』から広報活動をスタート。 主に、e+貸切公演(全館or半館)、イープラススペシャルデー、e+特別観劇会、そして、プラみちゃん貸切公演などで広報活動をしています。 プラみちゃんのポーズは、カチューシャを付けた髪型で小文字の「e」を、左腕を垂直に右手を水平に「+」で、イープラス(e+)とし、このポーズで挨拶することで、感謝や感動などを全身で表現しています。なお、姿勢は、息を大きく吸って顎を引き右足を斜め前方に真っ直ぐ伸ばすのがポイント。
取材・文・写真=宇野なおみ 一部写真=SPICE編集部
配信情報
配信日時:2026年8月23日(日)16:00 開演
視聴料金:【特典映像付き】5,500 円(税込) 【本編のみ】4,800 円(税込)
※特典映像は【特典映像付き】をご購入の方のみご視聴いただけます。
視聴券販売期間:7月28日(火)10:00~9月6日(日)20:00 まで
アーカイブ配信:ライブ配信終了後~9月6日(日)23:59 まで
特典映像配信期間:8月23日(日)00:00~9月6日(日)23:59 まで
配信プラットフォーム:
イープラス Streaming+ https://eplus.jp/mononoke-kabuki-st/
ほか
公演情報
スーパー歌舞伎『もののけ姫』
原作/宮﨑 駿
オリジナル音楽/久石 譲
脚本/丹羽圭子 戸部和久
上演台本 演出/横内謙介
協力/スタジオジブリ
アシタカ/シシ神:市川團子
サン:中村壱太郎
エボシ御前:中村時蔵
ジコ坊:市川猿弥
モロの君:市川笑三郎
甲六:市川青虎
猩々:市川寿猿
ヒイさま/トキ:市川笑也
ゴンザ:市川門之助
乙事主:市川中車
会場:東京・新橋演舞場
1等席 17,000円 / 2等A席 10,000円 / 2等 B席 6,500円
3階 A席 6,500円 / 3階 B席 3,000円 / 桟敷席 18,000円
※未就学児童は満4歳よりお一人様につき1枚切符が必要です
製作:松竹株式会社
8月公演: 2026年8月15日(土)16:00開演
【手数料0円】詳細・お申込みはこちらから
https://eplus.jp/enbujo260708_kk/
関東の公演情報 @eplusplm_kanto
関西の公演情報 @eplusplm_kansai
九州の公演情報 @eplusplm_kyush