小泉今日子、オリヴィエ・アサイヤス監督らが賛辞を贈る　モノクローム・サイバー・スリラー『VIDEOPHOBIA』の劇場公開が決定

映画『VIDEOPHOBIA』が10月24日（土）よりK’s cinema、11月7日（土）より池袋シネマ・ロサ、大阪・第七藝術劇場で公開されることが決定。あわせて本ビジュアルが解禁された。

『VIDEOPHOBIA』は、『大和（カリフォルニア）』『TOURISM』の宮崎大祐監督による最新作。大阪のコリアンタウンを舞台に、29歳の女性・愛が一夜を共にした男との情事を動画でネット上にばらまかれ、自分の映像が世界中に拡散される恐怖と他者からの視線により、徐々に精神に失調をきたしていく姿を全編モノクロで描いた“モノクローム・サイバー・スリラー”だ。主人公の愛を演じたのは、サニーデイ・サービスの「セツナ」MVや、公開中の映画『クシナ』で知られる廣田朋菜。さらに、『リリイ・シュシュのすべて』などの忍成修吾やサヘル・ローズが出演。音楽をBAKU（KAIKOO）、エンディングテーマを大阪出身のラッパーDogg、ヌンチャクらが手がけている。

本作は、2020年3月の大阪アジアン映画祭で日本プレミア上映が行われ、全回がソールドアウト。オリヴィエ・アサイヤス監督は「見事な作品！主演女優はとても身体的で、自然で、それでいて神秘的だ。そしてこの映画自体も同様に、シンプルで、エレガントで、明晰で、反復の中に日常生活の神秘とも言える何かを捉えている」、女優の小泉今日子は「現代日本の若者のリアルな日常に潜む危うさをスリリングに描きながらも、ヌーヴェルヴァーグの香りがぷんぷん匂う。こういうの私は好きです」と、それぞれ本作に賛辞を贈っている。

なお、本作は劇場を盛り上げるべく、MotionGalleryにてクラウドファンディングを実施中。プロジェクトは開始から９日間で目標金額に達成しており、7月30日までサポーターを募っている。

『VIDEOPHOBIA』は10月24日（土）よりK’s cinema、11月7日（土）より池袋シネマ・ロサ、第七藝術劇場、他全国順次公開。