桂南光×柳家喬太郎、東西競演を生配信で楽しめる落語イベント『おぼんde落語~オンライン古今東西会』が開催
(左から)桂南光、柳家喬太郎
人気と実力を兼ね備えた東西の大看板と注目の若手落語家が顔を並べる落語イベント『おぼんde落語~オンライン古今東西会』が、イープラスのストリーミングサービスStreaming+で、2020年8月14日(金)に生配信される。
コロナ禍で公演の開催自粛や入場制限が行われるのに伴い、落語界でも配信公演が激増。さまざまな配信が行われているが、今回は上方落語の大御所・桂南光と、屈指の人気を誇る東京の柳家喬太郎のビッグな東西競演が実現する。
緻密な描写と緩急自在の話芸で抜群の上手さを見せる南光は、オンライン落語会に初登場。初めての配信に「私の落語を聞いたことがない人も、どこかで見てくれるかもしれない。ありがたいと思います」と語る。
新作・古典の二刀流で独自の世界を切り拓く喬太郎については「いろんなことをやっているけど、ぶれてなくていいなと思いますね。噺家らしいし。CMにしても何にしてもその枠から出ていない。そこがすごいと思います」と絶賛。オープニングには、南光も楽しみにしているという2人のトークも行われる。
そして、2016年に「NHK新人落語大賞」を受賞して東西若手落語家の頂点に立って以降、さまざまな賞を受賞して勢いに乗る上方の桂雀太、来年2月に真打に昇進予定の東京の爆笑派・桂宮治という注目必至の若手勢も出演する。
この会のサブタイトルにある「古今東西」には新作・古典、そして東西の落語家の出演に加えて、「どこにいても楽しめる」という意味も込められている。落語ファンならずとも見逃せない貴重な東西競演を楽しんでほしい。
なお、この会は8月16日(日)の23:59までアーカイブで視聴できる。
桂南光(かつら・なんこう)
桂南光
1951年、大阪府出身。1970年に桂枝雀(当時は桂小米)に入門して、べかこ。1993年に三代目桂南光を襲名。
柳家喬太郎(やなぎや・きょうたろう)
柳家喬太郎
1963年、東京都出身。1989年、柳家さん喬に入門して、さん坊。1993年に二ツ目に昇進して「喬太郎」に改名。2000年、真打に昇進。
桂雀太(かつら・じゃくた)
桂雀太
1977年、奈良県出身。2002年、桂雀三郎に入門。
桂宮治(かつら・みやじ)
桂宮治
1976年、東京都出身。2008年、桂伸治門下として楽屋入り。2012年、二ツ目に昇進。