てつと、配信イベント『memoria』出演に向け意気込みを語る
てつと
“楽曲と思い出”をコンセプトに、話題のシンガーソングライターがオリジナル&カバー曲を披露するという新たな“メモリアルソングカバーライブ”、『memoria』が始動。その初回配信が、8月7日(金)20:00からStreaming+を通じて行われる。SPICEでは、今回の出演者にメールインタビューを行い、ライブのテーマにまつわる話や、共演者、意気込みを聞いた。
配信イベント『memoria』出演者インタビューvol.2 てつと編
――現在、なかなかライブが出来ない状況が続いています。日々の生活の中での“癒し”があれば教えて下さい。
そもそもライブとは僕にとっては戦場なので癒しでもなんでもないんですが……(笑)。昨今の世情もあって時間が有り余ったおかげで、ゲーム実況なるものをよく見るようになってしまいました。あんなに嫌いなホラーゲームも自分がプレイするわけでなければ多少無理してでも見れるというか……。むしろ続きが気になって止められなくなっています。もう一つ、落語を聞くようになりました。特に古典落語ともなると、噺家さんたちは何度も同じ演目と何年もやるわけです。時にアドリブを挟みながら。そこから生まれるリズムというか、「お決まり感」というんでしょうか、これが非常に心地よいのです。何はともあれ、今まで触れる機会のなかったものに手を伸ばす機会が多くありました。
――『memoria』のコンセプトは“楽曲×思い出”です。ご自身の楽曲の中で特に思い出のある一曲をエピソードと共に教えてください。
暑いのがとにかく嫌いなんですが、僕の「朦朧」という曲も暑くて仕方がない夏の夜に考え出した曲です。くたびれた体を引きずりながら真夏の夜の繁華街をひたすら歩く話なんですが、この曲に込められてる苛立ちや不快感は全て自身の夏への嫌悪感そのものから来ています。かつては電車がなくなるまで街で過ごすことも多く、瓶の酒を片手にひたすら家まで歩き続けながら帰っていました。兎にも角にも暑いわけですから何度も諦めかけるんです。途中でどっかに転がり込んだっていいし。でも、こんな生活絶対に人にはお勧めしません(笑)。
――今回のテーマ「夏の思い出」について連想するエピソードを一つお聞かせ下さい。
夏っていうと多くの人にとっては何かに向けて奮闘したり、勝負に出る季節なんじゃないかなと思います。けれど僕の場合真逆というか、ただひたすら自分を滅する季節でした。暑いのが嫌いなことに加え出不精なこともあって、無限に思えた時間も無為に過ごすことがこれまで多かったように思います。誰かが勝負に出たりするのを横目に見て、こんな自分を卑下するような、とても不健康な状態でした(笑)。
――今回の共演者である、小玉ひかりとのコラボについて一言お願いします。
日頃より「ぷらそにか」で肩を並べる戦友なんですが、昨今の彼女の活躍は目覚ましい物があり、そんな彼女と一対一で向かい合って音楽をできるのは非常に光栄な思いです。「ぷらそにか」とはまた違ったテイストになるんじゃないかと思います。ぜひお客様におかれましてはご期待いただければなと思います。
――最後に『memoria』への意気込みをお願いします。
生配信ライブという新しい取り組みの中での演奏の経験はまだ浅く、とても新鮮な気持ちの中で今準備をしています。メモリアの映えある第1回目を美しい形で迎えられるよう尽力してまいります。ぜひ皆さんにも楽しみにしてもらえたら嬉しいです。
「ライブは戦場」と語るてつとが、「ぷらそにか」での戦友である小玉ひかりと送る、初回の『memoria』。生配信でのステージを新鮮な気持ちで取り組んでいる彼が、どのようなパフォーマンスで魅せてくれるのか。『memoria』の視聴はイープラスで発売中なので、2組の共演をお見逃しなく。
配信情報
日時:2020年8月7日(金) 20:00~
出演:小玉ひかり、てつと
代金:
早割視聴券 ¥1,200(税込) [販売期間:7月28日(火) 12:00~8月6日(木) 23:59]
視聴券 ¥1,500(税込) [販売期間: 8月7日(金) 0:00~8月13日(木) 22:00]
※8月13日(木)23:59までアーカイブ配信あり
主催:サンライズプロモーション、エッグス
制作協力:フジパシフィックミュージック
問い合わせ:memoria@sunrisetokyo.com
公演Twitter:https://twitter.com/8Memoria