オルガンの魅力にとことん浸れる『サントリーホールでオルガンZANMAI!』の開催が決定
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2020年8月16日(日)サントリーホールにて、『サントリーホールでオルガンZANMAI!』が開催される。昨年初めて開催され、今年は7公演(大ホール4公演・ブルーローズ3公演)へパワーアップ。オルガンの魅力に多角的に迫り、初めてオルガン演奏に触れる子どもからオルガン愛好家まで、存分に楽しめる1日となる。
大ホール公演では、オルガン研究所(10:00開始)、冨田一樹によるオルガン・コンサート『真夏に響くパイプの歌声』(13:30開演)、干野安未のオルガン・コンサート『躍動するオルガン』(16:00開演)、椎名雄一郎のオルガン・コンサート 『バッハへのオマージュ』(18:30開演)の4つのイベントが開催される。
オルガン研究所は、小学校低学年向け(4歳以上入場可能)の夏休みにファミリーで楽しめる公演となり、大ホールでオルガンを聴いた後、ホール内に調査に出かけ、再び大ホールに集合し、話と演奏を楽しめる。
冨田一樹によるオルガン・コンサート『真夏に響くパイプの歌声』は、『情熱大陸』への出演で注目を集めた30代の冨田が、同世代にこそ聴いてほしいオルガン音楽を集めたコンサート。 聞きなじみのあるJ. S. バッハ:小フーガ ト短調など初心者から愛好家まで聴きごたえのある内容となっている。
冨田一樹
梅干野安未のオルガン・コンサート『躍動するオルガン』では、オルガンの新しい可能性を追求し、躍動感あふれる色彩豊かな曲を集めた。語り手として、バリトン歌手として活躍するだけでなく台本執筆やナレーションでも才能を発揮する大山大輔が出演する。
梅干野安未
椎名雄一郎のオルガン・コンサート『バッハへのオマージュ』では、J. S. バッハのオルガン曲全曲演奏を達成した椎名によるオルガン・コンサートの決定版ともいうべき内容が届けられる。
椎名雄一郎
3つのコンサートともオルガニストのトークを含む、約1時間、1,500円で楽しめる内容となっている。
ブルーローズ(小ホール)では、オルガンZANMAI!のうち、いずれか1公演の
また、「大人のためのオルガンの時間 」(17:15開始) は、オルガンビルダーの木村秀樹がオルガンの仕組みなど、作り手側の目線からオルガンの魅力を語る。
午後から開催される3つのオルガン・コンサートと「大人のためのオルガン時間」をセットにした 「午後のセット券」も用意されているとのこと。サントリーホールの「顔」として大ホールの正面に構えるオルガンは、オーストリアの名門リーガー社製で、音色を使い分けるストップ数は74、パイプの総数は5,898本と、世界最大規模の大きさを誇る。ホールと一体となって響くため、オンラインでは伝わりきれない魅力をぜひ会場で堪能したい。
大ホールの正面に構えるオルガン