ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ ーレオニード・ヤコブソン記念ー
2015.12.19
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『くるみ割り人形』より
年末は贅沢なロシア・バレエを堪能
数々の名作古典バレエが生まれたロシアの文化芸術の都、サンクトペテルブルグ。この地に1966年に誕生したロシア国立サンクトぺテルブルグ・アカデミー・バレエは、比較的新しいバレエ団でありながら、ロシア・バレエの伝統である正統派クラシック・スタイルを忠実に守り続けており、日本でも来日の度に高い評価を受けている。現在、芸術監督を務めているのは、マリインスキー・バレエでプリンシパルとして活躍したアンドリアン・ファジェーエフ。理想的なダンスール・ノーブルであった彼が団を牽引するようになって早4年。深化した優雅さに溢れる“サンクトペテルブルグ様式”の踊りに期待したい。
4年ぶり7回目の来日となる今回は『くるみ割り人形』を上演する。日本ではマリー(クララ)は子役が演じ、金平糖は大人の別のダンサーが踊る版が上演されることが多いが、今回上演されるのは、マリーと金平糖を一人のダンサーが通して踊るワイノーネン版で見応えたっぷり。優雅さと気品に満ちた夢の世界を堪能できるはずだ。
また、今回は特別企画として『親子で楽しむ年末バレエ・ガラ・コンサート』も上演。人気演目の名場面ばかりを集めた公演で、大人も子どもも楽しめると人気のシリーズだ。司会によるあらすじや見どころ解説が付くなど、初めてバレエを鑑賞する子どもでもわかりやすいので、バレエのファースト鑑賞にうってつけ。贅沢なロシア・バレエに浸る年末を過ごしてみてはいかがだろうか?
文:石村紀子
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年10月号から)
4年ぶり7回目の来日となる今回は『くるみ割り人形』を上演する。日本ではマリー(クララ)は子役が演じ、金平糖は大人の別のダンサーが踊る版が上演されることが多いが、今回上演されるのは、マリーと金平糖を一人のダンサーが通して踊るワイノーネン版で見応えたっぷり。優雅さと気品に満ちた夢の世界を堪能できるはずだ。
また、今回は特別企画として『親子で楽しむ年末バレエ・ガラ・コンサート』も上演。人気演目の名場面ばかりを集めた公演で、大人も子どもも楽しめると人気のシリーズだ。司会によるあらすじや見どころ解説が付くなど、初めてバレエを鑑賞する子どもでもわかりやすいので、バレエのファースト鑑賞にうってつけ。贅沢なロシア・バレエに浸る年末を過ごしてみてはいかがだろうか?
文:石村紀子
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年10月号から)
『くるみ割り人形』
12/19(土)、12/20(日)各14:00 東京国際フォーラム ホールA
12/23(水・祝)14:00 めぐろパーシモンホール
12/24(木)18:30 オリンパスホール八王子
※全国公演の詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
12/19(土)、12/20(日)各14:00 東京国際フォーラム ホールA
12/23(水・祝)14:00 めぐろパーシモンホール
12/24(木)18:30 オリンパスホール八王子
※全国公演の詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
『親子で楽しむ年末バレエ・ガラ・コンサート』
12/26(土)、12/27(日)各14:00 東京文化会館
12/26(土)、12/27(日)各14:00 東京文化会館