上野耕平(Sax)、紀平凱成(Pf)、角野隼斗(Pf)ら出演　『カプースチン追悼コンサート』が開催決定

 

2020年11月6日（金）東京・浜離宮朝日ホールにて、『カプースチン追悼コンサート〜Dedicated to You ニコライ・カプースチン・フォーエバー〜』が開催されることが決定した。本公演はイープラス・Streaming+での配信も行われる（見逃し配信はなし）。

今年7月2日に82歳で逝去したロシア現代音楽界を代表するコンポーザー、ピアニストのニコライ・カプースチン。クラシック音楽にジャズを融合した独自のスタイルを生み出し、緻密に練り上げられたハーモニーと美しいメロディを多様なリズムに縦横無尽に編み込むその楽曲は日本でも人気で、高度な技術を要する一方、その演奏効果の高さで、演奏者、聴衆を魅了し続けている。

カプースチンが生涯で生み出した作品数は161。今回のコンサートでは、カプースチンを偲び、その楽曲の素晴らしさを、彼の音楽を愛する音楽家とともに振り返る。出演は、上野耕平(Sax／司会) 、川上昌裕(Pf／ナビゲーター)、角野隼斗(Pf)、紀平凱成(Pf)、The Rev Saxophone Quartet、piaNA(西本夏生、佐久間あすか)、大塚茜(Fl)、金子鈴太郎(Vc)、高橋希(Pf)、松田拓之(Vn)、大宮臨太郎(Vn)、坂口弦太郎(Va)、山内俊輔(Vc)。

本公演ナビゲーターを務める川上昌裕は、カプースチン本人とも交流があり、カプースチン研究を牽引するピアニスト。10月4日（日）に放送予定のNHK Eテレ『クラシック音楽館』（21:00-23:00）内「コンサート・アルファ」（22:20頃～）では、「追悼カプースチン」と題した企画が行われ、川上が出演する。カプースチンのピアノソロを5曲演奏するほか、VTRも含めカプースチンを大きく紹介した番組になるという。