演出家・鈴木裕美による『戯曲の読み方オンラインワークショップ』の開催が決定
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2020年10月22日(木)演出家の鈴木裕美による『戯曲の読み方オンラインワークショップ』の開催が決定した。”鈴木裕美の考える”「戯曲の面白がり方」や「戯曲を読むコツ」あるいは「法則」、どの戯曲にも当てはまるであろう、大きな捉え方を2時間半で話すオンラインワークショップとなる。
鈴木裕美コメント
コロナにより演劇が一時止まってしまったこの4月以降、 家で1人でもできることとして「戯曲の読み方」 のオンラインミニワークショップを無料、 有料と合わせて16回実施してきました。 対面で開催していたWSでは参加困難だった多くの方と出会えまし たし、私の経験をお話しすることが、 今後演劇に携わる方々がもっと遠くに行く道程の、 ちょっとしたショートカットにはなるのではないかという手応えが ありました。
今、演劇は動き始めました。しかし、 今後自分はどのような演劇を作っていきたいのか、 どのように演劇に携わっていきたいのかを、 それぞれが考えざるを得ない状況は続いていると思います。 その時、古今東西の「戯曲を読む」ことは、 やはりとても有益だと思いますので、 聞きたいと仰る方がいてくださる間は、これからも定期的に「 戯曲の読み方」のWSを続けていこうと思っています。また、 実際演じて頂く「俳優のためのWS」は、 直接お目にかからなければできないと考えているので、 時期が来たら、必ず実施したいと思います。
そもそもは、「戯曲の読み方を教えて欲しい」と俳優さんたちか らリクエストを受けて始めたWSです。 教えるというのはおこがましいですし、基本、 どう読んでも自由だと思っていますので、あくまで“ 鈴木の考える”「戯曲の面白がり方」「 戯曲を読み解くコツ、法則」 についてお話します。 セカンドオピニオンと考えていただいてもいいかもしれません。 特定のテキストを用いず、 どの戯曲にも当てはまるであろう大きな捉え方をお話しします。
始まりは俳優さんからのリクエストでしたが、 戯曲に興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。 以前開催した時は、映像の監督や、翻訳者の方、 演劇ライターの方、演劇ファンの方など、 様々な方がご参加下さいました。また、戯曲について以外でも、 演劇に関するご質問には出来る限りお答えしたいと思います。
6月までのオンラインミニWSでは、 所要時間を1時間半としていたのですが、 質問にお答えしてるうちに、大抵2時間を超えていました。また、 少々駆け足でお話をし過ぎたかもしれないという反省があり、 7月開催のものから、時間を2時間半に設定し、 もう少し丁寧にお話しています。ちょうどお芝居一本分の感覚で、 短い休憩を挟むつもりです。