大谷皿屋敷の率いる劇団「地蔵中毒」が1年2ケ月ぶりに本公演、初の生配信にも挑戦

劇団「地蔵中毒」は、第12回公演無教訓意味なし演劇vol.12「おめかし、鉄下駄、総本山～削ればカビも大丈夫～（村の掟、全無視Edition）」を、2020年11月12日（木）～15日（日）に下北沢駅前劇場で上演する。5月に「メンバー全員の靴づれ（寸分違わず同じ場所）を理由に残念ながら公演中止となった第12回公演を（村の掟、全無視Edition）として再リミックス」したものという。2019年9月に上演した第11回公演『ずんだ or not ずんだ』以来、1年2ケ月ぶりの劇団本公演となる。

「カルガモの親子、国道横断成功記念」と銘打たれた今回の公演。その内容は、ガラス細工と自分との距離感がつかめない病のタカシが、新しく買ったウーバ―イーツのバックを背負いながら、ガラス工芸店へと入ってしまい……そんなタカシに起こった奇跡と、今までの賠償額を巡る、 全世界の短パン中年に捧ぐ、長靴下禁止演劇。（？！）

作・演出は大谷皿屋敷、出演はかませけんた、三葉虫マーチ、東野良平、hocoten、立川がじら（志らく一門）、鈴木理子、フルサワミオほか多数参加。

さらに今回注目すべきは、初めて舞台の生配信（有料）をイープラスのStreaming+で実施することだ。配信日時は、11月14日（土）19時の回と、11月15日（日）17時の回の2ステージ。それぞれ開始から24時間以内はアーカイブ視聴も可だ。

前述のとおり5月に予定されていた本公演は中止となってしまったが、その後6月にテレビ東京系列の「家、ついて行ってイイですか？」で劇団主宰・大谷皿屋敷の、ゴミの充満せる住居が全国ネットで紹介されるや日本中に一大センセーションを巻き起こし、「ぜひとも本公演を観てみたい」との声が各地で一斉に高まった。さらに8月には松尾スズキの会員制メルマガ主催『スナック松尾』の対談にも登場するなど、いま最も話題に事欠かない大谷の率いる劇団「地蔵中毒」の最新公演だけに、現時点における世の注目度の高さはこれまでの比ではない。色々な事情で劇場での生観劇ができない人は、ぜひこの機会に生配信で彼らの最新の姿をしかと目に焼き付けてみてはいかがだろうか。

■大谷皿屋敷（作・演出）コメント

5月、メンバー全員の靴づれ（寸分違わず同じ場所）を理由に残念ながら公演中止となった第12回公演を、（村の掟、全無視Edition）として再リミックスし、11月に公演致します！ 場所は下北沢駅前劇場！ もしくは、ひいおばあちゃんの家の寝室です！ 

さらに、14日（土）、15日（日）の夜公演のみ生配信いたします！ 地下牢に幽閉されていて、劇場に来れない方は、是非ご活用ください！