発達障害と向き合うピアニスト野田あすか、浜離宮朝日ホールにてコンサートを開催 新曲を初披露

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2020.11.16
野田あすか

野田あすか

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宮崎在住で、発達障害と向き合うピアニスト野田あすかが、新型コロナウイルスの影響で何度も延期になっていたリサイタルを、2020年11月14日(土)東京・浜離宮朝日ホールにてピアノ・リサイタルを行なった。

野田は、「新型コロナで悩んでいる方、ストレスを抱えている方など、一人でも多くの方の心がホッとする演奏をお届けしたいと思います」と心を込めた気持ちを語った。

自身で作曲した宮崎県の高千穂町“天岩戸神社”の神々の物語を連想して作られた「ココロのふるさと」や過酷な冬の北海道で懸命に生きる野生動物を見て作られた「生きる。」、さらに野田あすかの代表曲である、哀しみの向こうには、やさしさや明るさが待っているという。明るく前向きな心象風景を描いた「哀しみの向こう」ほか4曲に加え、ベートーヴェンの楽曲など全13曲を演奏。

そして、アンコールでは絢香やYUI、家入レオを手掛けた西尾芳彦プロデューサーと制作した新曲「Happy Together ~いつか見たあの場所へ~」を初披露。

野田は「今日開催出来たこと、そしてみなさんが来て下さって本当にうれしかったです。」と涙を潤ませた。野田の演奏に会場中が心温まるリサイタルとなった。

リサイタル情報

『野田あすかピアノ・リサイタル2020』
 
■日程:2020年年11月14日(土)​(公演終了)
■会場:東京・浜離宮朝日ホール

<演奏曲>
ベートーヴェン:バカテル イ短調『エリーゼのために』
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第番ハ短調『悲愴』
第1楽章 グラーヴェ アレグロ・ディ・モルト・エ・コン・ブリオ
第2楽章 アダージョ・カンタービレ
第3楽章 ロンド:アレグロ
岡野貞一:ふるさと(編曲:内田美雪)
ココロのふるさと(野田あすか作曲)
木もれびの記憶(野田あすか作曲)
なつかしさ(野田あすか作曲)
ぴあちゃんとおさんぼ(野田あすか作曲)
哀しみの向こう(野田あすか作曲)
天に続く道(野田あすか作曲)
生きる。(野田あすか作曲)
Happy Together ~いつか見たあの場所へ~
(作詞:野田あすか・西尾芳彦・佐藤春香/作曲:西尾芳彦) ​

リリース情報

野田あすか with Friends「Happy Together ~いつか見たあの場所へ~」  
 
作詞:野田あすか・西尾芳彦・佐藤春香/作曲:西尾芳彦/編曲:熊木敏光
野田あすか:ピアノ、コーラス
 
2020年11月11日 配信スタート
※ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信中
※対応ストリーミングサービス:Amazon Music Unlimited/HD、Apple Music、AWA、Google Play Music、KKBOX、LINE MUSIC、mora qualitus、RecMusic、Rakuten Music、Spotify、YouTube Music
 
現在、新曲「Happy Together ~いつか見たあの場所へ~」のミュージックビデオをみんなで作ろうと呼びかけ投稿を募集中。
「私のピアノと一緒にみなさんも色んな楽器で演奏したり、自由にラララやルルルで歌ったり、ダンスや手拍子など、どんな形でも良いので一緒に参加して遊びましょう!」と呼びかけ、野田あすかのtwitter、YouTubeチャンネルに共演投稿用の映像を公開している。
 
■野田あすか YouTube公式チャンネル
■野田あすか オフィシャルtwitter
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