男性中心の映画界でスタントウーマンたちはどう戦ってきたのか? 映画『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』公開へ
(C)STUNTWOMEN THE DOCUMENTARY LLC 2020
映画『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』(原題『STUNTWOMEN THE UNTOLD HOLLYWOOD STORY』)が、2021年1月8日(金)より公開される。
『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』は、ハリウッド映画を始めとした様々な作品の中での活躍が際立つスタントパーソンの中でも、女性である“スタントウーマン”の存在に焦点を当てたドキュメンタリー映画。『トゥルーライズ』『ワイルド・スピード』『マトリックス リローデッド』といった作品に出演してきたスタントウーマンたちの日々の鍛錬の様子や活躍を通し、最前線で活躍するプロフェッショナルたちの姿を映し出した作品だ。また、1960年代からスタントウーマンたちが活躍し、男性中心のスタントパフォーマーたちの世界で地位や権利を守るために戦ってきた歴史も語られる。製作総指揮を務めるのは、『ワイルド・スピード』シリーズなどで知られるミシェル・ロドリゲス。ロドリゲスはナビゲーターもつとめ、自らスタントウーマンたちの素顔に迫っている。メガホンをとったのは、エイプリル・ライト監督。なお、本作は米レビューサイトRotten Tomatoesで100%fresh(※2020年11月11日現在)のスコアを獲得している。
解禁された予告編は、ひとりのスタントウーマンが「プロとして尊敬されたい。女の子(Girl)としてじゃなく」と語り、発火スタントに挑む映像からスタート。様々なトレーニングに励む様子や、『マトリックス』、『ワイルド・スピード』、『ジョン・ウィック』、『キル・ビル』などのアクションシーンでの活躍が映し出されていく。また、2016年公開の映画『ゴーストバスターズ』監督のポール・フェイグも登場し、「女性のスタントがカギだ」と証言。さらには、白黒映画の時代からスタントウーマンたちが活躍していたことにも触れられている。
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また、1975年のドラマ『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』で主演リンダ・カーターのスタントダブルを長年務めたジニー・エッパーや、『キル・ビル』シリーズのユマ・サーマンのスタントダブルなどで知られるゾーイ・ベル、『アベンジャーズ』ほかMCU(マーベル・市ネマティック・ユニバース)作品でスカーレット・ヨハンソンのスタントダブルを務めてきたハイディ・マニーメイカーなど、多数のスタントウーマンたちも登場。それぞれが作品の秘話やエピソードを明かしている。
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以下は、本作の登場作品だ。
『ロボコップ』
『エージェント・オブ・シールド』
『トゥルーライズ』
『トータル・リコール』
『デススポーツ』
『恐怖のメロディ』
『ロイ・ビーン』
『ジョン・ウィック』
『デス・プルーフ in グラインドハウス』
『スピード』
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』
『キャノンボール』
『ゴーストバスターズ』(2016)
『X-ファイル』
『ワンダーウーマン』
『アトミック・ブロンド』
『X-MEN:フューチャー&パスト』
『マトリックス リローデッド』
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
『キル・ビル vol.1』
『ブラックパンサー』
『チャーリーズ・エンジェル』
『マッドマックス 怒りのデスロード』
『ワイルド・スピード』
『トゥームレイダー』
『ブレードランナー』
『スカーフェイス』
『大地震』
『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』
ほか
『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』は2021年1月8日(金) TOHO シネマズ シャンテほか全国公開。