SWAYとKAZUKIがソロ初配信ライブを開催　DOBERMAN INFINITYの新曲「DESTINY -S.O.L-」初披露＆熱いメッセージも

11月21日（土）、DOBERMAN INFINITYのSWAYとKAZUKIが有料配信ライブ『DESTINY -S.O.L-』を開催した。

2人は、所属するDOBERMAN INFINITYとしては7月にLDHの『LIVE×ONLINE』で配信ライブを行なった。今回の『DESTINY -S.O.L-』は二人がソロとして初開催する配信ライブだ。

最初に登場したSWAYは「調子はどうですか？最高の夜にしようぜ！」と視聴者に呼び掛け、ソロデビュー曲「MANZANA」をはじめ、代表曲「チョコレート」「Perfect Love」など、17年のソロデビューからの軌跡をたどる構成でパフォーマンスを披露。今年の4月に予定していたワンマンライブがコロナ禍で中止となった思いを晴らすかのように、全力でパフォーマンスした。

続けてステージに立ったKAZUKIは、自身が初作詞・作曲した「Sorry」のほか、「Wow」「One Day」といったR＆Bサウンドのソロ曲に加え、YouTubeの総再生数が470万回を超える”歌ってみた動画”から、YOASOBIの「夜に駆ける」や中島みゆきの「糸」などをライブ初披露。「いつもより音楽に触れることが多く、いつも聞いていた曲が違った角度で聞こえたり、いつにも増してたった一言のフレーズが背中を押してくれたりした」と、コロナ禍の自粛期間中に改めて音楽の力や音楽のあるべき姿に気付いたことを明かした。そして、真骨頂である伸びやかで透き通った歌声を視聴者に届け、「なかなか思うように、ライブ会場で皆さんと会ったりできませんが、そんな時は音楽というものに少しでも力をもらって、強く一緒に乗り越えていけたらと思います。自分たちもアーティストとして、皆さんにパワーを与えられるような曲を書いていきたい」と誓った。

再びSWAYがステージに戻ると、客演として参加したAK-69の「Only God Can Judge Me」でラップをアカペラで披露。続けて、映画『HIGH & LOW THE WORST』の劇中歌「ON FIRE」や、加藤ミリヤとのコラボ曲「RUN 100 feat. 加藤ミリヤ & SWAY」、ラッパーのR-指定らと客演参加したAK-69の「Speedin' feat. MC TYSON, SWAY, R-指定」、さらには新曲「TALK」など、“ソロ・アーティスト”SWAYの実力を遺憾なく発揮した。

MCでSWAYは「このような大変な状況下の中、こうやって僕たちも音楽をオンラインで届けることができることを嬉しく思いますし、最高に幸せです」と喜びをあらわに。続けて、「苦しんだり悩んでいるよりも笑っていたいですが、悩むとか苦しいとか辛いとか、そういうのも人生には感じるべき必要なことなんだと思います。それが後に、仲間だったりと乗り越えて笑いになるのかなと思う」と話す。さらに、「今の状況もそうですが、上手くいかないことを乗り越えて、大好きな仲間やファンの皆さんと一緒に、笑いながらその道を一緒に進んでいきたいと」と、ファンに熱いメッセージを届けた。

アンコールでは、この日初めてSWAYとKAZUKIの両雄が並び立ち、12月2日に発売するDOBERMAN INFINITYの最新シングル「6 -Six-」収録曲「DESTINY -S.O.L-」を初披露。これまでSWAYとKAZUKIぞれぞれのソロ曲はあったが、二人による楽曲は今作が初めて。SWAYは「良い意味でDOBERMAN INFINITYではできない表現を、二人で表現することができた」と手応えを口にした。

ふたりは、約1時間30分の公演で全26曲を披露。ライブの模様はイープラスStreaming＋など、５つの動画配信プラットフォームで生配信。現在アーカイブ配信中だ。