s**t kingzの持田将史&小栗基裕主演 舞台『My friend Jekyll』待望の再演が決定
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ダンスだけでストーリーを表現する"無言芝居"や、国内外の著名アーティストの振付などで全国にファンを拡大し続けている、4人組ダンスパフォーマンスグループs**t kingz(シットキングス、通称:シッキン)。
そのメンバーであるshojiとOguriが、2019年俳優、持田将史と小栗基裕として初めて臨んだ舞台『My friend Jekyll(マイ フレンド ジキル)』の待望の再演が東京・大阪にて開催を決定した。
初演のトライアル公演は2019年5月に、東京都青山のSpiral Hallで計4公演を上演。地方開催を望む声や、映像化のリクエストなどがSNS上で多数寄せられるほど好評であったため、満を持して、2年越しに再演が決定した。東京公演は、本格的な演劇公演のラインナップでひしめき合うシアタートラムで開催。そして、今回は大阪ABCホールでの開催も加わり、前回よりも更にパワーアップした再演となる事に間違いない。
出演者の2人も、初演のトライアル公演からこの2年の間に、俳優としてのキャリアを着実に積んでいる。2020年、TBS日曜劇場『半沢直樹』でドラマデビューを果たすと、その後も連続ドラマ小説『エール』に出演するなど役者として活動の場を広げている持田。
開演予定だったブロードウェイミュージカル『WEST SIDE STORY』のベルナルド役をオーディションで勝ち取るなど俳優としての才能も開花した小栗。2人の俳優としての活動が活発に行われ、役者としても技量も格段に上がり、迎える今作はますます期待が高まる。
題材となるのは、世界中の人がその魅力にとらわれ幾度となく映画化・舞台化されてきた、怪奇小説『ジキルとハイド』。上演台本・演出を務めるのは読売演劇大賞優秀演出家賞を2年連続受賞の劇作家・演出家の瀬戸山美咲。初演時に来場者から「全く新しい物語の表現方法に引き込まれた」「ダンスと朗読の舞台の魅力を体感した!」など大好評だった“朗読”と“ダンス”が融合する、その新たな舞台の形を更に進化させた再演は、ストーリーテラーとして、ダンサー兼俳優である2人が"朗読の語り手"と"パフォーマー"に分かれて、物語を進行する。声色を巧みに使い分けた芝居と、ダンスで、ジキルとハイドの「二重人格」をどう表現するか、2人のパフォーマンスをぜひ注目してほしい。
持田将史 もちだしょうじ(s**t kingz)
持田将史
ダンスパフォーマンスグループs**t kingzのリーダー。類まれなる発想力とそれを実現する実行力はダンス界だけでなく、多くの関係者に影響を与えている。2020年日曜劇場『半沢直樹』でドラマデビューを果たすと、その後も連続ドラマ小説『エール』に出演するなど役者として活動の場を広げている。
小栗基裕 おぐりもとひろ(s**t kingz)
小栗基裕
ジャズ・タップ・ヒップホップなど幅の広い表現力が、見るものを惹きつけるグルーヴが魅力のダンサー。ミュージカルドラマの振付や、宝塚歌劇団の振付などを手掛ける。自身も2020年に開演予定だったブロードウェイミュージカル『WEST SIDE STORY』のベルナルド役をオーディションで勝ち取るなど俳優としての才能も開花している。
上演台本・演出:瀬戸山美咲 せとやまみさき
劇作家・演出家。2001年、ミナモザを旗揚げ。2016年、『彼らの敵』で第23回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。近年の作品に『THE NETHER』『グリーンマイル』(上演台本・演出)、『あの出来事』『ジハード-Djihad-』(演出)、『埒もなく汚れなく』『現代能楽集X 幸福論』(作・演出)、『オレステスとピュラデス』(作)など。第26回・第27回読売演劇大賞優秀演出家賞、第70回芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。『アズミ・ハルコは行方不明』『リバーズ・エッジ』など映画脚本も手がける。
19世紀末、ロンドン。弁護士のアタスンは、医学博士で法学博士のヘンリー・ジキルと出会う。誰もが羨む経歴を持ちながら人格者でもあるジキルに、アタスンは憧れと尊敬の念を抱いていた。やがて、ふたりは日曜日になると公園を散歩しながらさまざまな話をするようになる。しかし、ある日、ジキルが公園に現れなかった。ちょうど、同じ頃、ロンドンの街に奇妙な男の噂が広がる。彼の名前はエドワード・ハイド。通りすがりの幼い少女を踏みつけるような暴力的な男だ。ハイドの名を聞いたアタスンは、ジキルから預かっていた遺言書の存在を思い出す。そこにはジキルの遺産の相続者としてハイドの名前が書かれていた。アタスンはジキルにハイドとの関係を尋ねるが、ジキルは何も語ろうとはしなかった。そうしているうちに、地元の名士の男性が道で撲殺されるという事件が起きる。犯人はあのハイドだった−−−−。
読み手はアタスン目線の物語を朗読、踊り手はジキルとハイドをダンスで表現。両者が絡み合うパフォーマンスを届ける。