ファビュラ・コレクティブ、英国文学に着想を得たトリプルビル公演『HUMAN.』を上演 ダンサーオーディションも

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2021.2.1
Informal Between(C)Tom Grace of Bobbin Productions

Informal Between(C)Tom Grace of Bobbin Productions

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ロンドンを拠点に活動するプロダクションカンパニーのファビュラ・コレクティブ(Fabula Collectiveが、2021年8月28日(土)、29日(日)新国立劇場小劇場でトリプルビル公演『HUMAN.』を上演することが決定した。

ファビュラ・コレクティブは、クリエイティブ・ディレクターの塚本行子により2019年に設立されたカンパニーで、新進気鋭のアーティストとともに、演劇、ダンス、オペラをプロデュースしている。2019年には、東京・セルリアンタワー能楽堂で『Elevation-昇華-』、また、ロンドン・サドラーズ・ウェルズ劇場内リリアン・ベイリス・スタジオにて『レイ・ライン(Ley Line)』のプレミア公演を行い、成功を収めている。 

8月に上演される『HUMAN.』は、イギリス人作家が生んだ『マクベス夫人』『不思議の国のアリス』『ドリアン・グレイ』に着想を得た3作品で構成されるダンスパフォーマンスで、「狂気とは何か」を探るもの。

『レディマクベス』は、マシュー・ボーン作品で知られるクリストファー・マーニーが振付。イギリスを拠点に活躍中のトップバレエダンサー、チラ・ロビンソンが登場する。

チラ・ロビンソン(C)Mthuthuzeli November

チラ・ロビンソン(C)Mthuthuzeli November


チラ・ロビンソン(C)Lee Gumps

チラ・ロビンソン(C)Lee Gumps

また、『不思議の国のアリス』を題材にした『Everything Would Be Nonsense』振付はトラヴィス・クローセン=ナイト。同じくトラヴィス・クローセン=ナイトと、振付家でありダンスアーティストであるジェームス・ペットのコラボレーションで贈る『ドリアン・グレイ』では、イギリス人作家でドラマトゥルグのベン・ルイスが新解釈で挑む。

トラヴィス・クローセン=ナイト(C)Lars Stephan

トラヴィス・クローセン=ナイト(C)Lars Stephan

このうち、『Everything Would Be Nonsense』に出演するスキルの高い日本人ダンサーを現在募集している。応募締切は2021年2月28日(日)。詳細は、公式サイトにて確認してほしい。

公演情報

ファビュラ・コレクティブ『HUMAN.』
 
■2021年8月28日(土)、29日(日)新国立劇場小劇場
■上演作品
・Everything Would Be Nonsense
・Lady Macbeth /レディマクベス
・Dorian Gray /ドリアン・グレイ
 
■ファビュラ・コレクティブ・クリエイティブディレクター:塚本行子 
■振付:クリストファー・マーニー、ジェームス・ペット、トラヴィス・クローセン=ナイト 
■制作:ハイウッド Hiwood  
  
■出演 :
チラ・ロビンソン 
ジェームス・ペット 
トラヴィス・クローセン=ナイト ほか 
 
【公式ホームページ】https://www.fabulacollective.co.uk/
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