原口健飛vs白鳥大珠が実現! 2/28『RISE ELDORADO 2021』の新カード決定

ニュース
スポーツ
2021.2.16
実力者同士の対戦となる、原口健飛vs白鳥大珠戦

実力者同士の対戦となる、原口健飛vs白鳥大珠戦

画像を全て表示(8件)

『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』が2月28日(日)に横浜アリーナ(神奈川県)で開催される。その新たな対戦カードが決定した。

まず、同大会ですでに発表されていた一部対戦カードで変更があった。緊急事態宣言の延長に伴い、外国人選手の来日が困難になることを考慮。原口健飛vsペットパノムルン・キャットムーカオ、白鳥大珠vsヌンラーンレック・ジットムアンノン、寺山日葵vsアイーダ・ルークサイコンディンの3カードについて、タイ人選手の欠場を発表。改めて対戦カードが組まれた。

さらに日本ムエタイ界の第一人者・梅野源治が、ムエタイ3冠の猛者・ノラシン・スペチアーレジムと対戦するなど、注目のカードが組まれている。

新たに決定した対戦カードは以下の通り。

原口健飛vs白鳥大珠

原口健飛vs白鳥大珠

▼SuperFight! -64kg契約 3分3R延長1R
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、第6代RISEライト級王者)
VS.
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝、第5代RISEライト級王者)

ともにトーナメント優勝経験者、そしてライト級王者でもある原口と白鳥の対戦は、ファンが待ち望んでいたマッチ。昨年10月の『RISE DEAD OR ALIVE』は、-63kgトーナメントの準決勝で白鳥が直樹に敗れ、その直樹を原口が倒して優勝したことで、両者の明暗が分かれていた。伊藤隆代表も「最初にこのカードが浮かんだ」というほどの注目マッチだ。

【原口健飛コメント】
「伊藤代表から外国人選手が入国出来ないから白鳥選手とやってくれと直々に頭下げに来てくれたんですけども、その時初めはふざけんなよと、早すぎるやろという思いもあったんですけど。
でも冷静になって考えてみて、RISEという団体があって、RISEという舞台で活躍できてるのは伊藤代表はじめ(スタッフの方々)があってのRISEだと思ってるんで。こういう風に団体が困ったときに貢献できない王者は本物の王者じゃないなってことで出場を決めさせていただきました。
白鳥くんとは僕も正直やりたかったんで変なプライドとか、実力つけてから俺に挑戦してこいとか言っちゃったんですけど(白鳥選手は)2019年一番輝いたトップなんでやれることは素直に嬉しいなと思ってます。笑顔で返り討ちにしてやろうかなと思います。
(白鳥選手が)DEAD OR ALIVEではカットで負けちゃったんですけど、正直国内(-63kg級)で一番強いと思いますね。ファイターとしては一番強いし僕も挑戦したいなという気持ちがあるんで。僕の中ではずっと追いかけてきた人なんでできることに感謝してます」

【白鳥大樹コメント】
「まずこの対戦が決まって、受けてくれた原口君ありがとう。
正直去年トーナメントで負けて、まだやるタイミングではないかなと思ってたんですよ。僕が前回負けてからの僕なりのストーリーがあったんで、絶対ここでやるってタイミングがあったんですけど、こんな状況なんで今回原口選手との対戦の話が来て即決させていただきました。
僕からしたらチャンスでしかないんで、全力で奪いに行きたいと思います。
100%勝てるとは言い切れないです、今は。ただ勝てる見込みがあるからこの試合を受けたし、ファイターとして強い相手がいたら倒しに行きたい。可能性が数ハーセントだろうが、可能性がある限りぼくは挑戦しに行くんで」

寺山日葵vs田渕涼香

寺山日葵vs田渕涼香

▼SuperFight! ミニフライ級(-49kg) 3分3R延長1R
寺山日葵(TEAM TEPPEN/RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020優勝、初代RISE QUEENミニフライ級王者、第8代J-GIRLSミニフライ級王者)
VS.
田渕涼香(拳聖塾/第22回全日本少年少女空手道選手権大会 高校生女子軽量級優勝)

寺山日葵は新鋭の空手家・田渕涼香を逆指名した

寺山日葵は新鋭の空手家・田渕涼香を逆指名した

GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020王者である寺山からの逆指名で、空手家の田淵との対戦が決まった。田淵は昨年12月にRISE初参戦。QUEENフライ級暫定王者の小林愛三からダウンを奪うなどして判定勝利を収め、一躍注目を集めた新鋭だ。女王・寺山にどう挑むか、楽しみなマッチとなる。

【寺山日葵コメント】
「田渕選手の試合は12月に、あの愛三選手からダウンを奪って勝つという衝撃のRISEデビュー戦を会場で見させていただいて、いつかやるだろうなとは思っていたんですけどこんなすぐにやるとは思っていなかったので、正直驚いています。が、田渕選手もすごい良い選手で強い選手なので、面白い試合が出来ると思います。
(逆指名した理由は)12月の試合を見てすごい選手だなって思ったのが一番の理由で。私の中での空手家の勝手なイメージが、顔面パンチに慣れていない選手が多くて、蹴りは強いけどキックの試合でなかなか結果を残せない人が多い。その中で、田渕選手はパンチでダウンを取るしすごく上手で慣れてるし、すごい選手が出てきた、やばい選手が出てきたって焦りを感じたんです。絶対に2021年中にはやると思ってたし、いつかやりたいと思っていたので実現することがすごく嬉しいです。4戦とキックの試合は少ないですが幼い頃から空手をやっているので良い試合になるんじゃないかと思いますし、私もリスクを負って強い選手とやって自分の経験値を上げたいと思います。
(田渕の4勝3KOというKO率について)羨ましいというか凄いなと素直に思いますし、戦績は私の方が多いですけどKO率は田渕選手の方が上なんで本当にすごいなと思います。今回もKOを狙いに来ると思うんですけど、KOされる気はさらさらないですし、しっかり私が勝ちたいと思いますが、素直に羨ましいです。その倒し方を教えてほしいくらいです(笑)」

【田渕涼香コメント】
「前回12月18日に小林愛三選手と対戦させていただいて勝つことが出来て、今回49kgのチャンピオンの寺山日葵選手と試合を組んでいただき、RISE様本当にありがとうございます。試合を受けていただいた寺山選手ありがとうございます。2戦連続でチャンピオンと対戦する機会は少ないと思うので、このチャンスをモノに出来たらなと思います。
正直顔面パンチにはまだ慣れていないですね。ずっと空手を続けてきてパンチはやっていなかったので、キックボクシングで顔面パンチ有りになって、最初は全然通用しなくてたくさん怒られて、それでも続けてきて空手の動きを使って試合をしたらたまたまパンチが当たったという感じなのでまだパンチには慣れてないです。
基本の体重はミニフライ級(-49kg)なので、今後はベスト体重のミニフライ級でやらせていただきたいと思います。寺山選手はチャンピオンで格上の選手なので胸を借りるつもりで自分の全力を出し切って、倒していきたいです。倒して、タイトルマッチ組んでいただけたらなと思います」

梅野源治vsノラシン・スペチアーレジム

梅野源治vsノラシン・スペチアーレジム

▼-61kg契約 3分3R
梅野源治(PHOENIX/BOMライト級王者、元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者)
VS.
ノラシン・スペチアーレジム(Speciale gym/元ルンピニースタジアムライトフライ級王者、元ルンピニースタジアムフライ級王者、元ラジャダムナンスタジアムライトフライ級王者)

ムエタイを主戦場にしている2人の対戦となる。ノラシンは強力なパンチが武器。梅野はそのパンチをいかに躱して攻撃につなげるかが、勝利へのポイントとなるだろう。

【梅野源治コメント】
「一番最後にRISEに参戦させていただいたのが2019年のRISE WORLD SERIES。その決勝で悔しい思いをして、またいつかこのRISEのリングに戻ってこれたらなという思いでいた中で今回また、RISEから試合のオファーをいただけたので良かったなという思いです。
そして今回ノラシンていう選手、ラジャダムナン、ルンピニー、そしてボクシングでもベルトを獲得している強豪選手と試合をできるってことで、いい試合を見せていければなと思っています。
ノラシン選手はとにかくアグレッシブにパンチで前に攻めてくる選手なんで一番気をつけなきゃいけないのはパンチかなって思っています。
(以前破れた白鳥選手へのリベンジは)-63kgの日本トーナメントが開催されるってなった時は出たいなと思ったんですけど、(-63kgに)体重合わせてでできるなら。でもその時はもうすでにトーナメントの枠が埋まってしまってたんで参戦できなかったんですけど、もちろんチャンスが有れば体重は合わせていいんでいつでもやりたいなと思います」

平塚大士vsYA-MAN

平塚大士vsYA-MAN

▼-62kg契約 3分3R延長1R
平塚大士(チームドラゴン/RISEスーパーフェザー級7位)
VS.
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/2018年RISING ROOKIES CUPフェザー級準優勝)

力哉vs大森隆之介

力哉vs大森隆之介

▼バンタム級(-55kg) 3分3R
力 哉(BK GYM/DEEP☆KICK55kg 5位)
VS.
大森隆之介(EX ARES/JAPAN CUP 2019 -60kg級優勝)

岡﨑晃志vs星憂雅

岡﨑晃志vs星憂雅

▼スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
岡﨑晃志(NEXT STEP GYM)
VS.
星 憂雅(IDEAL GYM/2019年Amateur RISE Nova全日本大会-55kg級優勝・大会MVP)

いずれも見どころが満載の新カード。緊急事態宣言を受けて実現した熱いマッチに期待が高まる。

イベント情報

『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』

 日時:2月28日(日) 14:30本戦開始(予定)
 場所:横浜アリーナ(神奈川県)

シェア / 保存先を選択