馬込文士村演劇祭2020映像編『空想舞台』が YouTubeで無料配信中

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2021.3.16

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2021年12月に開催を予定している『馬込文士村演劇祭』に先駆けて制作された短編映像『空想舞台』を公益財団法人大田区文化振興協会(以下、当協会)YouTubeチャンネルで無料公開している。公開された短編映像は、当協会の「OTAアート・プロジェクト」の一事業として企画している2021年12月開催予定の『馬込文士村演劇祭』の魅力を約55分間で楽しめる短編映像作品となる。

馬込文士村演劇祭』では、「馬込文士村」の小説家、翻訳家、詩人らが執筆した作品や、同時期に大田区に在住していた作家の作品、大田区を舞台にした作品など、舞台芸術を見慣れない人も気楽に上質な作品を「ちょい呑み」ならぬ「ちょい覗き」の感覚で観られる30分前後の作品を複数上演する予定だ。地域の作家と直結した、地域密着型の今まで日本になかったタイプの演劇祭で、かつての「馬込文士村」に思いを馳せるいわば「聖地巡礼型の演劇祭」となる。開催に向け、プロジェクトを応援する支援者をクラウドファンディングで募集している。

映像のワンシーン よみしばい『星の王子さま』(Theatre Ort)

映像のワンシーン よみしばい『星の王子さま』(Theatre Ort)

映像のワンシーン 『空想部落』(劇団 山の手事情社)

映像のワンシーン 『空想部落』(劇団 山の手事情社)

内容
大正後期から昭和初期にかけて、川端康成、宇野千代、尾﨑士郎、北原白秋といった名だたる作家、詩人、芸術家たちが住んでいた「馬込文士村」。当時の記憶が薄れつつある「馬込文士村」を地域の貴重な文化資源としてとらえ、彼らの残した作品を演劇やダンス、歌といった様々な表現手法による実演芸術で蘇らせ、紹介する「馬込文士村演劇祭」の開催に先駆けて製作されたPR映像。「馬込文士村」とは何かをわかりやすく伝え、演劇祭とその参加アーティストの魅力を紹介する。

 

配信情報

『空想舞台』
 
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=gG0Qa4p4wRw
 (無料で視聴できます)
出演:Theatre Ort(シアター オルト)、清水 宏、CHAiroiPLIN(チャイロイプリン)、日本のラジオ、劇団 山の手事情社
主催:公益財団法人大田区文化振興協会、大田区
アートディレクター:安田雅弘(劇団 山の手事情社 主宰・演出家)
映像ディレクター・編集:米本直樹
撮影監督:鈴木正実
企画制作協力:劇団 山の手事情社( https://www.yamanote-j.org/ )
協力団体:一般社団法人 大田観光協会、NPO法人 馬込文士村継承会、馬込文士村ガイドの会、NPO法人 大森まちづくりカフェ
備考:この動画は「文化庁 令和2年度戦略的芸術文化創造推進事業『文化芸術収益力強化事業』劇場・音楽堂等コンテンツ配信ポータルサイト『公文協シアターアーカイブス」パイロット公演動画配信事業』に採択されました。 ( https://syueki4.bunka.go.jp/video )
 
■公益財団法人大田区文化振興協会について
名称  : 公益財団法人大田区文化振興協会
代表者 : 理事長 上條 俊昭
所在地 : 東京都大田区下丸子3-1-3 大田区民プラザ内
設立  : 1987年(昭和62)7月
事業内容:
・地域の文化拠点の管理運営
・コンサート、展示等様々な主催事業の実施
・区民の自主的文化活動の支援 等
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