指揮者・小林研一郎が第77回 恩賜賞・日本芸術院賞を受賞

2021.3.18
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クラシック

小林研一郎(C)山本倫子

 

2021年3月18日(木)、令和2年度日本芸術院賞授賞者が発表され、指揮者の小林研一郎(80歳)が令和2年度 第77回 恩賜賞・日本芸術院賞を受賞した。

小林研一郎の指揮者としての活動を中心とした音楽芸術全般において、日本における音楽文化の発展及び国際的発信における功績は顕著であること、加えて教育面での貢献も大きく、音楽人として素晴らしいモデルになっていることから、今回の受賞となった。このほか受賞者に、千住博(日本画/恩賜賞 日本芸術院賞)、相武常雄(工芸/日本芸術院賞)、片岡孝太郎(本名:片岡康雄)(​歌舞伎/日本芸術院賞)、観世清和(​能楽/日本芸術院賞)、西川箕乃助(本名:西川均)(​舞踊/日本芸術院賞)。

なお、小林は4月に、昨年から延期となっていた ”80歳(傘寿)とチャイコフスキー生誕180周年”を記念した演奏会を予定している。

小林研一郎コメント

皆様がコンサートに足を運んでくださる事が何よりの励みになって、この歳まで演奏活動を続けることができました。
お客様に心から感謝を申し上げたく思うと共に、演奏活動を支えて下さったオーケストラのお一人お一人、スタッフの皆様にも深く感謝を致しております。
この度は名誉な賞を戴き大変光栄であり大きな励みになります。
歳を重ねますと体力、知力など失うものも多いことは確かですが、登った階段だけ高みから見える景色もあることも又、確かなことであると信じて前に進みたいと思います。

関連情報

小林研一郎のプロフィールはこちらから:https://www.japanarts.co.jp/artist/Ken-ichiroKOBAYASHI/
令和2年度日本芸術院賞授賞者の決定について(日本芸術院HP):
https://www.geijutuin.go.jp/index.php?action_Info_Detail=1&ni=99