葛飾北斎の『冨嶽三十六景』にちなんだ、映画『HOKUSAI』フォトコンテストに1万点の応募　佳作3点を先行公開　

5月28日(金)に封切られる映画『HOKUSAI』の公開を記念したフォトコンテストから、佳作受賞作3点が先行公開された。

映画『HOKUSAI』は、『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』などの作者として知られる江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎の生涯を描いた映画。北斎の青年期を柳楽優弥、老年期を田中泯がW主演で二人一役で演じ分け、W主演を果たした作品だ。北斎の妻・コト役で瀧本美織、花魁・麻雪役で芋生悠らが出演。玉木宏、津田寛治、青木崇高、永山瑛太、阿部寛らがキャストに名を連ねている。メガホンをとったのは、『探偵はBARにいる』の橋本一監督。

 

同作の公開を記念したフォトコンテストは、葛飾北斎の代表作である『冨嶽三十六景』にちなみ、審査制写真投稿サイト・東京カメラ部と連動してInstagramとTwitterで開催されたもの。「あなたが見た冨嶽」をテーマに、写真愛好家からライトなユーザーまで幅広い層が参加し、2019年12月3日から2021年2月4日の期間中におよそ10,000点に及ぶ応募作品が集まった。応募作品の中から、東京カメラ部やスペシャル審査員（映画『HOKUSAI』葛飾北斎役の柳楽優弥／田中泯、北斎の妻・コト役の瀧本美織）による審査のもと、全26点の受賞作品が決定している。4月9日（金）には、企画・脚本を担当した河原れん氏と東京カメラ部代表・塚崎秀雄氏がゲストとして登場するフォトコンテスト受賞作品講評会インスタライブを実施。柳楽・田中・瀧本らが選んだ“HOKUSAI賞”の発表が行われる予定だ。

今回は受賞作の発表に先行し、講評会では触れられない佳作全10点の中から「Splash!!」、「夕暮れの空」、「朝露を纏って」の３点が特別先行公開されている。