堂本光一、井上芳雄出演の『ナイツ・テイル ー騎士物語ー』再演決定 大阪・東京・福岡の3都市で

2021.4.29
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2021年9月~11月にかけて、大阪・東京・福岡の3都市にてミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』が上演されることが決定した。

シェイクスピア最後の作品として知られる『二人の貴公子』(共作・ジョン・フレッチャー)を、世界的演出家ジョン・ケアードの脚本・演出により、堂本光一井上芳雄の初タッグをえてミュージカル化、2018年7・8月に帝劇にて世界初演となったミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』。

ジョン・ケアードは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターであり、同カンパニーで20余りのシェイクスピア劇や古典、新作劇を手がけている。また、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の潤色・演出をロンドン初演から担当。世界各地で、ストレート・プレイ、ミュージカル・オペラの脚本・演出を手がける演出家だ。日本でも『レ・ミゼラブル』を初演から手がけ、大ヒットの礎を築き、井上芳雄主演の『ダディ・ロング・レッグズ』など数多くの作品を手がけている。そんなジョン・ケアードが堂本光一の『SHOCK』にインスパイアされて企画した『二人の貴公子』のミュージカル化。堂本光一、井上芳雄に加え、音月桂、上白石萌音、岸祐二、大澄賢也、島田歌穂らが出演した初演は、絶賛を博した。

コロナ禍においては、2020年夏、メインキャスト7名をそのままにコンサートバージョンを開催。新型コロナ感染予防に備えた演出や入場者数の制限など対策を万全に行われたミュージカル『ナイツ・テイル』inシンフォニックコンサートは、東京フィルハーモニー交響楽団との共演で全13公演が行われ、全ナンバーがリアレンジ、堂本と井上が演じるパラモンとアーサイトそれぞれの新曲も初披露された。

2018年の世界初演、2020年のシンフォニックコンサートを経た今年の公演は、コンサート版で新たに生まれた新曲も盛り込んだ『ナイツ・テイル』の「完成形」ともいえる再演となる。今回は、帝劇での公演にくわえ、大阪・梅田芸術劇場と福岡・博多座での初上演が実現する。

堂本光一コメント

井上芳雄コメント

公演情報

ミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』
2021年9月大阪・梅田芸術劇場 10・11月帝劇 11月福岡・博多座(回数未定)
オフィシャルサイト:https://www.tohostage.com/kt2021/
 
STORY
テーベの騎士で従兄弟同士のアーサイト(堂本光一)とパラモン(井上芳雄)。テーベ王の伯父のクリオン(大澄賢也)に仕える二人は、熱い友情を誓い合い、騎士としての誇りと名誉を何よりも大切に生きてきた。戦争により敵国アテネの大公シーシアス(岸祐二)に捕虜として捕らえられるも互いに励ましあいながら同じ牢獄で過ごしていた二人は、ある日、シーシアスの美しい妹・エミーリア(音月桂)を牢獄の窓から見掛け、同時に恋に落ちてしまう。だがアーサイトは追放され、テーベに戻るよう命じられる。アーサイトは、残ったパラモンがエミーリアを奪うのではないかと、互いに猜疑心を抱きながら、愛するエミーリアを必ず手に入れると決心し道を違えていく。
テーベへ戻る道中で、アーサイトは森の楽団を率いるダンス指導者ジェロルド(大澄賢也)に出会う。エミーリアの誕生祝いの稽古をしている一座に名を偽りダンサーとして加わったアーサイトは、再びエミーリアに出会うチャンスを得る。その頃パラモンは、食事の世話をしてくれる牢番の娘(上白石萌音)の手引きにより牢獄を脱出する。牢番の娘は脱獄という危険を冒すほどパラモンを愛していたが、ふとした瞬間にパラモンが去ってしまい、ショックのあまり正気を失ってしまう。
エミーリアとの再会を果たしたアーサイトは、シーシアスが愛するアマゾンの女王であったヒポリタ(島田歌穂)の計らいもあり、周囲には正体を隠して彼女に仕えることになったが、シーシアスやエミーリアたちと狩猟に出かけた森で、無二の友で今や恋敵となったパラモンと出会う。
艱難辛苦を経て再会した二人は、どちらがエミーリアを得るにふさわしい男か、愛と名誉と生死を賭けて決闘を挑むのだった。
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