舞台『鬼滅の刃』髙石あかり×『るろうに剣心 最終章』スタントダブル・伊澤彩織でW主演　映画『ベイビーわるきゅーれ』公開が決定

映画『ベイビーわるきゅーれ』が7月30日に公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルと特報映像が解禁された。

『ベイビーわるきゅーれ』は、『第22回プチョン国際ファンタスティック映画祭』で審査員特別賞を受賞した『ぱん。』（辻凪子共同監督）や、『ハングマンズノット』『ある用務員』などで知られる阪元裕吾監督の最新作。舞台『鬼滅の刃』で竈門禰豆子（※禰豆子の「禰」は「ネ＋爾」が正しい表記）を演じた髙石あかりと、映画『るろうに剣心　最終章 The Final／The Beginning』のスタントダブルなどで知られる伊澤彩織がW主演を果たした青春アクション映画だ。主演の高石と伊澤のほかには、三元雅芸、秋谷百音、うえきやサトシ、福島雪菜、本宮泰風、水石亜飛夢、辻凪子、ラバーガールの飛永翼と大水洋介、仁科貴らが出演。アクション監督には、『マンハント』（ジョン・ウー監督）などの園村健介氏を迎えている。

劇中で描かれるのは、ちさと（髙石あかり）とまひろ（伊澤彩織）、ふたりの殺し屋が高校を卒業し、社会生活に悪戦苦闘する姿。組織からルームシェアを命じられたふたりだが、まったく異なる性格が災いし、徐々に険悪な仲に。一方、殺し屋の仕事ではヤクザから恨みを買い、トラブルに巻き込まれていく。

 

なお、主題歌はKYONOによる「STAY GLOW feat.TAKUMA (10-FEET)」。そして挿入歌「らぐなろっく～ベイビーわるきゅーれ～」では、本作の主演を務める髙石と伊澤がオリジナルソングで歌声を披露し、ヒューマンビートボクサーのDaichiがフューチャリングで参加している。

W主演の髙石あかりと伊澤彩織のコメントは以下の通り。

 

髙石あかり（ちさと 役）

作品とちさと、

どちらも二面性によるギャップと違和感をずっと大切にしていました。

ちさとの中には、

”ものすごく素直な天真爛漫の彼女”と

”どこか達観している彼女”がいて、

台本を頂いた時からその対照ははっきり見せたいなと思っていました。

そういうところ含め、

ちさとと重なる部分が多かったです。

 

作品に多く登場する銃。

私たちの普段の生活から凄くかけ離れた存在ですが、

銃を持つ二人がどこかすごく自然だと、

逆に、そんな彼女らに違和感を感じてもらえるよう、

撮影外でも常に持っていました。

彼女たちの中では日常の一部に"殺し屋"があって、

それを非日常としない二人にクスッと笑えたり、

少しゾッとしたりと楽しんでいただけるのかなと思います！

 

 

伊澤彩織（まひろ 役）

私とまひろの間には多くの共通点がありました。動くことしか取り柄がないところや、寝るのが好きなところ、ナイフや銃などの武器をカバンのなかに入れて仕事に向かうところも、私と一緒です。なので、まひろの感情は自然と考えていくことができました。

アクションは、園村健介さんにしか思いつかない唯一無二の立ち回り。スタントを生業とする私が全力で芝居と向き合い、暴れまくりました。史上最高に難しかったけれど、今までに見たことのないファイトシーンが生み出されたと思います。

くだらないことで笑って、すぐ愚痴って、おいしいものを食べて生きる彼女たちの何気ない暮らしのなかに、いろいろな戦いが起こります。不器用な人たちが成長していく様子を、のんびり楽しんで、愛おしく思ってもらえたら嬉しいです。

『ベイビーわるきゅーれ』は7月30日（金）テアトル新宿ほか全国順次公開。