『カメラを止めるな!』フランス版リメイク『Final Cut』が2022年公開へ ロマン・デュリスら出演&『アーティスト』の監督がメガホン
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映画『カメラを止めるな!』のフランス版リメイク作『Final Cut』が2022年に日本での劇場公開を予定していることがわかった。
『カメラを止めるな!』は上田慎一郎監督の劇場長編デビュー作で、和田亮一氏の舞台『GHOST IN THE BOX!』にインスパイア(和田氏は共同原作)を受け、ENBU ゼミナール製作された作品。2018年に都内2館から上映がスタートした同作は、その後口コミで人気となり、最終的に350館超で公開。動員数220万人、興行収入31億円を突破するヒット作に。海外では『ONE CUT OF THE DEAD』として公開された。また、フランスでは、日本映画祭『KINOTAYO(キノタヨ)現代日本映画祭』のオープニングを飾り、観客投票で決定される最高賞“ソレイユ・ドール”を受賞し、2019年3月から劇場公開されている。
『カメラを止めるな!』
『カメラを止めるな!』のフランス版リメイクとなる『Final Cut』では、第84回アカデミー賞作品賞・監督賞など5部門を受賞した『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンをとる。また、キャストには、『真夜中のピアニスト』などで知られるロマン・デュリスのほか、『アーティスト』のベレニス・ベジョ、グレゴリー・ガドゥボワ、フィネガン・オールドフィールド、マチルダ・ルッツら名を連ねている。
オリジナル作監督の上田氏とアザナヴィシウス監督のコメントは以下のとおり。
上田慎一郎(監督)
上田慎一郎氏
話を聞いたのは去年の秋頃でした。フランス版リメイク!?監督は『アーティスト』のミ、ミシェル・アザナヴィシウス監督!?ワクワクが止まりませんでした。脚本を読んでワクワクは更に増しました。アイツはこんなキャラになるんだ!あの台詞こう変わるんだ!うお、こんな展開も!大興奮で読みました。
映画は、お国柄や国民性が色濃く出ます。カメ止めが、フランスの地で、フランスの方々によって創られる事でどう生まれ変わるのか?今から楽しみでなりません。カメ止めは「ものづくりの楽しさ」を描いた映画でもあります。創り手の皆さん自身がものづくりを思いっきり楽しんで撮影して頂ければ嬉しいなと思います。よろしくでーす!
ミシェル・アザナヴィシウス(監督)
ミシェル・アザナヴィシウス監督
"Final Cut"の撮影開始に本当にワクワクしています。オリジナル作品の素晴らしいコンセプト、夢のような出演者たち、そして陽気でやる気満々のスタッフが揃って、この愛すべき映画を作れることに興奮しています。まさに映画を撮ることについての作品でもありますからね!
『Final Cut(原題)』は2022年公開予定。