怒り狂う暴走牛 VS 1,000人の村人たち!タピオカ畑も被害に インド発スリラー・パニック映画『ジャッリカットゥ 牛の怒り』公開が決定
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(C)2019 Jallikattu
インド映画『Jallikattu』が『ジャッリカットゥ 牛の怒り』の邦題で2021年7月17日(土)より日本で劇場公開されることが決定した。
『ジャッリカットゥ 牛の怒り』は、インド南部タミルナードゥ州の伝統的な牛追い祭り“ジャッリカットゥ”をモチーフとしたスリラー・パニック映画。舞台は、南インド・ケーララ州最奥のジャングルに位置するとある村。肉屋のアントニが一頭の水牛を屠ろうと鉈を振ると、命の危機を察した牛は怒り狂い、全速力で脱走する。ディナー用の水牛カレーや、婚礼用の料理のために肉屋に群がっていた人々が、慌てて追いすがるも、まったく手に負えない。暴れ牛は村の商店を破壊し、タピオカ畑を踏み荒らす。アントニは恋心を寄せるソフィに愛想を尽かされたが、一番に牛を捕まえて汚名を返上しようと奮闘。農場主や教会の神父、地元の警察官、騒ぎを聞きつけた隣村のならず者らを巻き込み、村中は大パニックに。一方、かつて密売の罪で村を追放された荒くれ者クッタッチャンが呼び戻される。猟銃を携えたクッタッチャンは、かつてソフィをめぐっていがみあい、自分を密告したアントニを恨んでいた。やがて牛追い騒動が、いつしか人間同士の醜い争いへと大きくなっていく。
海外版予告
リジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ監督がメガホンをとった本作は、『第93回アカデミー賞国際映画賞』のインド代表に選出されたほか、『第50回インド国際映画祭』で最優秀監督賞に輝くなど、国内の映画賞で高い評価を得ている。なお、登場する水牛はほとんどCG技術を使用しておらず、実物とアニマトロニクスを駆使しているという。
『ジャッリカットゥ 牛の怒り』は7月17日(土)、シアター・イメージフォーラム他順次公開。