福田悠太(ふぉ~ゆ~)が究極の3人芝居に挑む 舞台『UNDERSTUDY/アンダースタディ』日本初演決定
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(左から)福田悠太(ふぉ~ゆ~)、谷村美月、和田琢磨
2021年8・9月、東京・大阪において、舞台『UNDERSTUDY/アンダースタディ』の上演が決定した。この作品は舞台をはじめ、数多くの映画・小説など幅広いフィールドで世界中から注目を浴びているアメリカの劇作家テレサ・レベックによる究極の3人芝居の傑作。
初演は2008年にマサチューセッツ州のフェスティバルにおいて発表された。開幕と同時に大きな注目を浴び、翌年にはブロードウェイにて上演を果たし、大きな話題となった。
ものがたりの舞台は「変身」「審判」「城」など、20世紀文学を代表する作家、フランツ・カフカの幻の戯曲が上演されているという劇場。その作品の代役稽古のために集まった3人の若者。彼らはそれぞれ異なった立場から稽古に参加し、カフカの世界に挑戦する。緊張と葛藤、そして彼らのむき出しの自我を、レベック独特のシニカルな笑いと巧みなセリフ廻しによって、見事なストーリーとなっている。
この度の日本初演にあたり、気鋭の演出家・深作健太と磨き抜かれたステージパフォーマンス力と卓越したユーモアのセンスで多彩な活躍をみせるふぉ~ゆ~の福田悠太、秀逸な表現力で数多くの映画、ドラマ、舞台で比類なき存在感を放つ谷村美月、数々の舞台で人気を博し、近年では映画やドラマで目覚ましい活躍をみせる和田琢磨という最高の組み合わせが実現した。
福田悠太コメント
福田悠太(ふぉ~ゆ~)
この度、また素敵な作品とのご縁を頂きました。「アンダースタディ」僕にとっても挑戦の時間になりそうです。初めてのストレートプレイでの3人芝居。緊張もしますが、毎日刺激的な日々を過ごせると思うとワクワクします。共演者のおふたりとは初めましてですが、同世代という事で楽しく過ごせる事を期待しつつ、実力者の素晴らしいお2人なので近くでお芝居を感じる事のできる贅沢な時間を大事にしたいです。そして、演出家の深作健太さん。取材の時に初めてお会いした時に優しく接して下さり、この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。ありがとうございます。あの取材の時のように稽古場では優しく、そして時には厳しく、ビシバシとよろしくお願いします。精一杯、ハリー役を務めさせて頂きますので、是非、熱い思いを劇場に感じにきて下さい。新しいチャンスを下さった皆さまに感謝します
谷村美月コメント
谷村美月
私が演じる、ロクサーヌという女性はどんなときでも冷静で格好良い女性という印象で、こんなにテキパキとした格好良い役を演じたことが無いので、自分の中でも想像が出来ていない部分があるのですが、他のハリーやジェイクがとても若々しくて純粋なので、温度差のある3人の掛け合いが面白くて、クスッと笑ってしまいます。この作品の持つ、謎めいた暗さみたいなものが特に好きで、今からどんな作品になっていくのか、とても楽しみにしています。
和田琢磨コメント
和田琢磨
舞台『アンダースタディ』でジェイクを演じます和田琢磨です。外国の戯曲は私にとって初めての挑戦です。しかも登場人物が三人の芝居ということで、濃密な会話劇が予想されます。自分にとって、この作品から学べることはきっと沢山あるはずと期待する反面、相当な覚悟と気概を持って取り組まなければ恥をかくなという引き締まる思いでもあります。座組の皆様と協力して楽しい作品を創ってまいりたいと思いますので、ぜひ劇場に足をお運びください!
ここはブロードウェイの、とある劇場。フランツ・カフカの幻の戯曲が発見され、上演されている。今日、この劇場で行われる代役リハーサルのため、集まった3人の若者たち。この作品の代役として参加するハリー(福田悠太)。本役で出演している映画スターのジェイク(和田琢磨)。そしてこの作品の舞台監督であるロクサーヌ(谷村美月)。彼らはそれぞれの思いを抱えて、この作品に参加している。それぞれの思い、それぞれの自負。お互いを認め、否定しながらも公演を実現させようとする思いは一緒。切磋琢磨しながら、リハーサルを進めてゆく3人。しかし彼らが知らないところで興行にかかわる大きな問題が起こっていた。その時、彼らが取った行動とは-