タニノクロウ新作『虹む街』が横浜で開幕

世界的に高い評価を受けているタニノクロウが作・演出を手掛けた新作『虹む街』が、2021年6月6日（日）、KAAT 神奈川芸術劇場 中スタジオで開幕した。安藤玉恵（夫タニノ作品に15年ぶりに出演） 金子清文 緒方晋 島田桃依 蘭妖子や神奈川県民を中心とした街の人たちが出演するほか、タニノ自身も今回は舞台に登場する。

『虹む街』は、世界的な評価も高いタニノが、神奈川県民と共に舞台を創ることを目指した意欲作。タニノはオンラインで飲食店経営者・お寺の住職・葬儀屋・教職者の話を聞いたり、横浜の飲食店街に足を運ぶなど、できる範囲内で、人々の暮らしを感じ取ってきた。街の風景をリアルに再現しているかのような舞台美術も話題を読んでいる。

以下に、タニノが開幕に際して発したコメントと、舞台写真を紹介する。

■タニノクロウ（作・演出・出演] 初日コメント

タニノクロウです。神奈川県民の方々と共に「虹む街」という作品を作りました。多国籍なキャスト陣、近くて遠いどこかの街を旅行したような気分になれる作品だと思います。会場内に建つ大きな街のセットも必見です。是非、劇場に旅行をしに来てください！！