『るろうに剣心』映画オリジナルの緋村抜刀斎 VS 沖田総司アクションはいかにして生まれたのか 佐藤健＆村上虹郎メイキング映像を解禁

公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』から、佐藤健と村上虹郎のアクション練習の様子を収めたメイキング映像が解禁された。

和月伸宏原作の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、1994年から1999年まで『週刊少年ジャンプ』（集英社）にて連載。現在、『ジャンプスクエア』（集英社）にて、最新作『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』が連載中。激動の幕末を戦い抜き、「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心が、逆刃刀を手に仲間たちとともに活躍する姿を描いた作品だ。佐藤健主演、大友啓史監督で実写化されたシリーズは、2012年に『るろうに剣心』、2014年に『るろうに剣心　京都大火編』、同じく2014年に『るろうに剣心　伝説の最期編』が公開。6年ぶりの新作となる最終章は、これまでのシリーズ同様、佐藤健主演、大友啓史監督の体制で製作。動乱の幕末期と明治維新後を舞台とし、これまで語られることのなかった剣心の十字傷の謎に迫る物語と、志々雄真実を操っていた武器商人“縁（えにし）”との戦いが描かれている。

シリーズ最終作『The Beginning』で描かれるのは、剣心が「2度と人を斬らない」と誓うことになった始まりの物語。時代はこれまでの明治から幕末へさかのぼり、剣心が倒幕派・長州藩のリーダー・桂小五郎のもとで暗殺者として活動する姿や、彼の頬に十字傷が刻まれた理由が明らかになる。主人公・剣心役・佐藤のほかには、雪代巴役で有村架純、桂小五郎役で高橋一生、高杉晋作役で安藤政信、新選組の沖田総司役で村上虹郎、斎藤一役で江口洋介らが出演している。

今回解禁されたのは、剣心＝緋村抜刀斎を演じた佐藤と、沖田総司を演じた村上の二人がアクション練習に励むメイキング映像だ。緋村抜刀斎と沖田総司が激突するシーンは、映画オリジナルとして描かれたもので、これまでのシリーズとは異なり、佐藤演じる抜刀斎が逆刃刀ではなく真剣を用いて戦う“命を奪い合う”場面のひとつだ。また、『るろうに剣心』シリーズ初参加となった村上も、クランクイン前にしっかり練習を積み、本格的な日本刀アクションの撮影に臨んだという。

メイキングでは、佐藤と村上がスピード感あふれる殺陣を矢継ぎ早に練習する様子が収められている。ふたりの一連のアクションシーンでは、『るろ剣』シリーズでも珍しい長回し撮影も行うことで、触れると致命傷となる真剣での立ち合いの緊張感を表現しているという。

また、撮影現場での様子を収めた、佐藤と村上のオフショットも解禁。緊迫したメイキング映像や本編とは異なる、和やかな雰囲気のふたりの表情が切り取られている。

『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は公開中。