音楽朗読劇READING HIGH genesis 『THANATOS』8月上演決定 榎木淳弥、大西沙織、天﨑滉平/八代拓(Wキャスト)が出演
ⓒREADING HIGH
ソニー・ミュージックエンタテインメントが藤沢文翁と立ち上げた3.5次元音楽朗読劇ブランド『READING HIGH』が、今後様々な可能性を実験できる研究室のようなプロジェクトとして、新ブランド“READING HIGH genesis”を立ち上げることが発表された。その第1弾として、昨年2020年8月に上演された『THANATOS~タナトス~』の再演が、2021年8月14日(土)~15日(日)の2日間にわたり、東京・日本橋三井ホールにて上演されることが決定した。
『THANATOS~タナトス~』は天才心理学者エドムント・アインハルト、スコットランドヤードのデイヴィッド・スウェイン警部が挑むサイコサスペンス。キャストには、READING HIGH作品出演は初となる、榎木淳弥、大西沙織、天﨑滉平/八代拓(Wキャスト)が決定した。先行受付は6月28日(月)正午より開始。
榎木淳弥
大西沙織
天﨑滉平
八代拓
新ブランド“READING HIGH genesis”とは?
いつもREADING HIGHを応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。
水に炎にレーザービームを用いた派手な演出。会場も舞浜アンフィシアターや、東京国際フォーラム、ついには日本武道館での上演を果たしました。これは日本のみならず、世界でも最も派手で大掛かりな朗読劇と言っても過言ではないかと思いますし、お客様も、我々のプロジェクトに対して、そういったイメージを持たれていると思います。それは、とてもありがたいことですし、我々がREADING HIGHというブランドを確立させたと言えると思います。これはこれからも大事にして行きたいと思います。
同時に、ここへ来るまでの試行錯誤の中で「僕たちにはもっと他の可能性もあるのではないか?」と思うようにもなりました。「あれもしたい。これもしたい。こんなことにも挑戦したい」僕やスタッフ一同が共通して持つ子供のような探究心が、様々な可能性を実験できる研究室のようなプロジェクトを求めるようになったのです。
そこで発足したのがREADING HIGH genesisです。あらゆるものを子供のような探究心で生み出す研究室です。今まで以上に様々な劇場を使用するかもしれないし、屋外もあるかもしれない、地方公演もあるでしょうし、想像もつかないコラボレーションもあるかもしれない、まだ見ぬキャストや演奏家との出会いや、テクノロジーの使用。想像し始めるとワクワクします。
genesisとは起源とか創世記という意味ですが、これはREADING HIGHが、現状にまだ満足しておらず、次なる進化を遂げようと思い立ち上げたプロジェクトなのです。皆様もご一緒に、まだ見ぬ想像力の世界へ旅立つ荷造りを始めて頂ければ幸いです。
原作・脚本・演出
藤沢文翁
INTRO
READING HIGH genesisとしての第一弾は「THANATOS」に決定しました。
世界最大規模の朗読劇を上演した我々READING HIGHが、起源に返ってミニマムな世界に挑戦するのが目的です。本来ならば、去年、お客様をお入れした状態でやりたかったことが沢山あったのですが、世情を鑑みて、配信となってしまいました。このプロジェクトは、どんどん新しいキャストの方とお知り合いになる実験室だと思っておりますので、初めましてのキャストも多いですし、何よりマキシマムな舞台を作ってきた僕らが原点回帰でミニマムな舞台を作るのも見どころです。
時は19世紀ロンドン。
幽霊船事件をめぐって繰り広げられるサイコサスペンスです。
皆様はこの事件の犯人を登場人物より先に捕まえられるでしょうか?
我々の幽霊船に、皆様が御乗船されるのを楽しみにしております。
原作・脚本・演出
藤沢文翁
STORY
1899年
霧の都、ロンドンは幽霊船事件の話題でもちきりだった。
事件の鍵は、唯一の生存者である彼女の記憶の中に・・・。
1899年、大富豪アーサー・ポールが個人所有していた豪華な船が、みるも無残な漂流船として発見された。
生存者はたった一人の女性。
他の乗組員の姿はなく、女性は記憶を失っていた。
この事件は「幽霊船事件」として、ロンドン中を駆け巡った。
全ての答えは封印された彼女の記憶の中にある。
天才心理学者エドムント・アインハルト
スコットランドヤードのデイヴィッド・スウェイン警部が挑むサイコサスペンス。
彼女の記憶は再び海を漂流する。