ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2020 – 2021 Bunkamuraル・シネマで一挙上映決定

2021.7.14
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『ボリショイ・バレエ inシネマ』が、今シーズンも2021年8月27日(金)を皮切りに、Bunkamuraル・シネマにて限定上映される。

ロシアの名門『ボリショイ・バレエ団』のステージを、本拠地モスクワの劇場で鑑賞しているような臨場感溢れた公演映像と、本企画ならではのバックステージインタビューを上映。幕間の出演者インタビューは、ボリショイ劇場に足を運んでも視聴できない貴重なもので、ラインナップの7作品はどれも圧倒的な名演ばかりだ。

上映タイトルは下記のとおり。

《椿姫》  8/27(金)、9/4(土)、9/12(日)

音楽:フレデリック・ショパン 振付:ジョン・ノイマイヤー

出演:スヴェトラーナ・ザハーロワ(マルグリット)、エドウィン・レヴァツォフ(アルマン)、アンナ・チホミロワ(マノン)、セミョーン・チュージン(デ・グリュー)、クリスティーナ・クレトワ(プリュダンス)、ミハイル・ロブーヒン(ガストン)、アンナ・アントローポワ(ナニーナ)、アンドレイ・メルクリエフ(デュヴァル氏)、ダリーヤ・コフロワ(オランピア)

[2015年12月収録]

《ラ・バヤデール》  8/28(土)、9/5(日)、9/10(金)

音楽:レオン・ミンクス 振付:ユーリー・グリゴローヴィチ

出演:オルガ・スミルノワ(ニキヤ)、アルテミィ・ベリャコフ(ソロル)、オルガ・マルチェンコワ(ガムザッティ)、ダヴィッド・モッタ・ソアレス(イドル・ドレ)、アレクセイ・ロパレーヴィチ(ラジャ)

[2019年1月収録]

《眠れる森の美女》  8/29(日)、9/3(金)、9/11(土)

音楽:ピョートル・チャイコフスキー 振付: ユーリー・グリゴローヴィチ

出演:オルガ・スミルノワ(オーロラ姫)、セミョーン・チュージン(デジレ王子)、アレクセイ・ロパレーヴィチ(悪の精カラボス)、ユリア・ステパノワ(リラの精)、ヴィタリー・ビクティミロフ(侍従長)

[2017年1月収録]

《コッペリア》  8/30(月)、9/7(火)、9/15(水)

音楽:レオ・ドリーブ 振付:セルゲイ・ヴィハレフ

出演:マルガリータ・シュライネル(スワニルダ)、アルチョム・オフチャレンコ(フランツ)、アレクセイ・ロパレーヴィチ(コッペリウス)

[2018年6月収録]

《パリの炎》  8/31(火)、9/8(水)、9/16(木)

音楽:ボリス・アサフィエフ 振付:アレクセイ・ラトマンスキー

出演:マルガリータ・シュライネル(ジャンヌ)、デニス・サーヴィン(ジェローム)、イーゴリ・ツヴィルコ(フィリップ)、セミョーン・チュージン(ボールガール侯爵)、アナ・トゥラザシヴィリ(アデリーヌ)、クリスティーナ・クレトワ(ミレイユ)、アルチョム・オフチャレンコ(アントワーヌ)、イリーナ・ズィヴロワ(老女ジャルカッス/乳母)

[2018年3月収録]

《くるみ割り人形》  9/1(水)、9/9(木)、9/13(月)

音楽:ピョートル・チャイコフスキー 振付:ユーリー・グリゴローヴィチ

出演:マルガリータ・シュライネル(マリー)、セミョーン・チュージン(くるみ割り人形)、デニス・サーヴィン(ドロッセルマイヤー)、アレクサンドル・ヴォドペトフ(ねずみの王様)

[2018年12月収録]

《ロミオとジュリエット》  9/2(木)、9/6(月)、9/14(火)

音楽:セルゲイ・プロコフィエフ 振付:アレクセイ・ラトマンスキー

出演:エカテリーナ・クリサノワ(ジュリエット)、ウラディスラフ・ラントラートフ(ロミオ)、イーゴリ・ツヴィルコ(マキューシオ)

[2018年1月収録]

上映情報

『ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2020–2021』
 
◆上映作品・スケジュール◆
「椿姫」 8/27(金)、9/4(土)、9/12(日)
「ラ・バヤデール」 8/28(土)、9/5(日)、9/10(金)
「眠れる森の美女」 8/29(日)、9/3(金)、9/11(土)
「コッペリア」 8/30(月)、9/7(火)、9/15(水)
「パリの炎」 8/31(火)、9/8(水)、9/16(木)
「くるみ割り人形」 9/1(水)、9/9(木)、9/13(月)
「ロミオとジュリエット」 9/2(木)、9/6(月)、9/14(火)
※詳しい上映時刻、各作品の概要については、公式サイトをご確認ください。
 
◆会場◆ 
Bunkamura ル・シネマ
 
◆料金◆ 
全席指定 大人3,700円(税込)、学生2,500円(税込)
※学生の方は、劇場にて学生証のご提示をいただく場合がございます。
 
◆Twitter / Facebook◆ @BolshoiCinemaJP
◆ボリショイ・バレエ in シネマ 日本公式サイト◆ https://bolshoi-cinema.jp/
◆Bolshoi Ballet 20/21 海外公式サイト◆ https://www.bolshoiballetincinema.com/
◆ボリショイ劇場 海外公式サイト◆ http://www.bolshoi.ru/
 
◆ボリショイ・バレエ団◆
18世紀後期にモスクワで創立された、ロシアで最も歴史が古く伝統を誇る名門バレエ団。
「ボリショイ」とはロシア語で「大きい」という意味で、その名の通り、劇場もバレエ団もスケールが大きい。創立当初は演劇的バレエを重視する「モスクワ・スタイル」「モスクワ・バレエ」と表現されていたが、20世紀初頭にアレクサンドル・ゴルスキーが当時の時代精神を反映させるべく「プティパ」作品の振付・改訂に取り組み、今日のボリショイの基盤作りに貢献した。ボリショイ・スタイルを飛躍させ、更に大きく興隆させたのは1964年キーロフ・バレエ団(現在のマリインスキー)から移籍、1988年芸術監督に就任したユーリー・グリゴローヴィチの尽力による。すべてを踊りで表現しようとした彼は、《スパルタクス》などで男性ダンサーのダイナミックな技巧、勇壮な男性群舞、また迫力あるコール・ド・バレエで構成されるグランド・バレエを、「ボリショイ」の象徴として確立。芸術的、技術的レベルやダンサーの層の厚さでは他のバレエ団の追随を許さないことは勿論、グリゴローヴィチの絶頂期にはプリセツカヤや、マクシーモワ&ワシーリエフ、ベスメルトノワ&ラヴロフスキーなど、バレエ史上に輝くスーパースター、伝説のパートナーシップを輩出した。それ以降もアナニアシヴィリ、ザハーロワなど世界的ダンサーを生み出し、多彩なレパートリーを誇る。今日も、ジョン・ノイマイヤーやジャン=クリストフ・マイヨーといった振付家や、NDTのアーティストを招くなど、至高の芸術を磨き続けている。