ロシアの名門「ボリショイ・バレエ団」の名演を今シーズンも全国の映画館で特別上映

2021.10.15
ニュース
クラシック
舞台

『ボリショイ・バレエ inシネマ2021-2022 Season』

画像を全て表示(6件)


『ボリショイ・バレエ inシネマ2021-2022 Season』が、今シーズンも2021年12月16日(木)を皮切りに、全国の映画館にて限定上映が決定した。

ロシアの名門「ボリショイ・バレエ団」を本拠地モスクワの劇場で鑑賞しているような臨場感溢れた舞台と本企画ならではのバックステージ映像を観ることができ、幕間の出演者インタビューは、ボリショイ劇場に足を運んでも視聴できない貴重な機会となる。

永遠の名作『くるみ割り人形』『白鳥の湖』のほか、新収録作品にはボリショイ・バレエが誇る『スパルタクス』をはじめ、『ジュエルズ』『ファラオの娘』がラインナップ。これまで40以上の作品が、70カ国(1,700劇場)で400万人の観客に向けて映画館上映されてきたが、ボリショイが世界最高峰のバレエ団の一つであることをあらためて確認できるだろう。

◆上映作品◆ 各19:00上映予定(状況に応じ、変更になる可能性あり)

12月16日『くるみ割り人形』

『くるみ割り人形』

振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
台本:ユーリー・グリゴローヴィチ
出演:マルガリータ・シュライナー、セミョーン・チュージン、デニス・サーヴィン、アレクサンドル・ヴォドペトフ

2022年1月20日『スパルタクス』(2021年11月収録予定)

『スパルタクス』

音楽:アラム・ハチャトゥリアン
振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
台本:ユーリー・グリゴローヴィチ

3月24日『ジュエルズ』(2022年1月収録予定)

『ジュエルズ』

音楽:ガブリエル・フォーレ、イーゴリ・ストラヴィンスキー、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:ジョージ・バランシン

4月14日『白鳥の湖』

『白鳥の湖』

振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
台本:ユーリー・グリゴローヴィチ
出演:オルガ・スミルノワ、ジャコポ・ティッシ、エゴール・ゲラシチェンコ、アレクセイ・プチンツェフ

6月23日『ファラオの娘』(2022年5月収録予定)

『ファラオの娘』

音楽:チェーザレ・プーニ
振付:ピエール・ラコット
台本:ジャン=アンリ・サン=ジョルジュ、マリウス・プティパ

上映情報

『ボリショイ・バレエ in シネマ 2021–2022 Season』
 
◆会場◆ 
北海道 | ユナイテッド・シネマ札幌
宮城県 | TOHOシネマズ 仙台
東京都 | TOHOシネマズ 日本橋、TOHOシネマズ 新宿、T・ジョイ PRINCE 品川、109シネマズ二子玉川、TOHOシネマズ 府中
神奈川県 | 横浜ブルク13、TOHOシネマズ 川崎
千葉県 | シネマイクスピアリ
埼玉県 | ユナイテッド・シネマ浦和
新潟県 | ユナイテッド・シネマ新潟
愛知県 | ミッドランドスクエア シネマ
大阪府 | 大阪ステーションシティシネマ
京都府 | MOVIX京都
兵庫県 | 神戸国際松竹
岡山県 | TOHOシネマズ 岡南
福岡県 | T・ジョイ博多
熊本県 | ユナイテッド・シネマ熊本
※詳しい上映日時については、公式サイトをご確認ください。
※開場時間は映画館によって異なります。
※大阪府の映画館では、条例により終映が22時を過ぎる場合、 18歳未満の方は保護者同伴でもご入場いただけません。予めご了承下さい。
 
◆料金◆ 全席指定 大人3,700円(税込)、学生2,500円(税込)
※学生の方は、劇場にて学生証のご提示をいただく場合がございます。
 
◆Twitter / Facebook◆ @BolshoiCinemaJP
◆ボリショイ・バレエ in シネマ 日本公式サイト◆ https://bolshoi-cinema.jp/
◆Bolshoi Ballet 21/22 海外公式サイト◆ https://www.bolshoiballetincinema.com/
◆ボリショイ劇場 海外公式サイト◆ http://www.bolshoi.ru/
 
(C)Pathé Live / Japan agent dbi inc. 配給:ライブ・ビューイング・ジャパン
 
◆ボリショイ・バレエ団◆
18世紀後期にモスクワで創立された、ロシアで最も歴史が古く伝統を誇る名門バレエ団。
「ボリショイ」とはロシア語で「大きい」という意味で、その名の通り、劇場もバレエ団もスケールが大きい。創立当初は演劇的バレエを重視する「モスクワ・スタイル」「モスクワ・バレエ」と表現されていたが、20世紀初頭にアレクサンドル・ゴルスキーが当時の時代精神を反映させるべく「プティパ」作品の振付・改訂に取り組み、今日のボリショイの基盤作りに貢献した。ボリショイ・スタイルを飛躍させ、更に大きく興隆させたのは1964年キーロフ・バレエ団(現在のマリインスキー)から移籍、1988年芸術監督に就任したユーリー・グリゴローヴィチの尽力による。すべてを踊りで表現しようとした彼は、《スパルタクス》などで男性ダンサーのダイナミックな技巧、勇壮な男性群舞、また迫力あるコール・ド・バレエで構成されるグランド・バレエを、「ボリショイ」の象徴として確立。芸術的、技術的レベルやダンサーの層の厚さでは他のバレエ団の追随を許さないことは勿論、グリゴローヴィチの絶頂期にはプリセツカヤや、マクシーモワ&ワシーリエフ、ベスメルトノワ&ラヴロフスキーなど、バレエ史上に輝くスーパースター、伝説のパートナーシップを輩出した。それ以降もアナニアシヴィリ、ザハーロワなど世界的ダンサーを生み出し、多彩なレパートリーを誇る。また今日も、ジョン・ノイマイヤーやジャン=クリストフ・マイヨーといった振付家や、NDTのアーティストを招くなど、至高の芸術を磨き続けている。