來河侑希、栗田学武、磯野大が3兄弟を演じる『ホウム。2 -野田河家の人々-(仮)』公演決定
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『ホウム。2』
2021年9月7日(火)〜9月12日(日)新宿THEATER BRATSにおいて、舞台『ホウム。2 ―野田河家の人々―(仮)』の上演が決定した。7月25日(日)に幕を下ろした劇団アレン座『ホウム。』の続編となる。
『ホウム。』は、劇団員の磯野大、栗田学武、來河侑希が「野田河家」の3兄弟の物語。少し抜けているが責任感の強い長男・のぞみ(來河侑希)。父に似てその日暮らしでいい加減なバツ2の次男・たけし(栗田学武)。真面目で神経質な三男・まさる(磯野大)。まるでバラバラな三人に、新たな事件が待ち受ける。
前作では、アドリブをもとに構成された内容を台本に仕上げていくという手法をとり、本作でも劇団アレン座の3人が演じる3兄弟がどのような成長を遂げるか、そして翻弄されていくのか注目される。物語を通して失われていた心を見つめる温かい物語になる予定だ。
脚本・演出を手掛けるのは、劇団アレン座公演の全てを担当している演出家・鈴木茉美。本作でどのような演劇的実験が創出されるのか注目したい。
プロデューサー:キタガワユウキコメント
早くも『ホウム。』の続編公演が決まりました!ひとえに応援して下さる皆様のおかげです。というのも本当にありがたい感想を沢山いただき、これは劇団として続けて行くべき作品だと強く感じました。大変なご時世の中でAllenが必要だと思ったことは、帰れる家があるということを感じてもらうことでした。家の定義は僕らの中では沢山あります。それぞれ感じる居場所は違うと思いますが、共通して安らげる場所の必要性、信じてくれる、頼ってくれる、助けてくれる人達が近くにいることを演劇を通して真剣に伝えていきたいと思い本シリーズを続けていくことを決断しました。また、この物語はある過疎化した地方都市の家族の物語ですが、失われていく文化に再度目を向けていく、価値をつけていくことをこのシリーズを通してやっていきたいと思っています。その展開はまた、今後発表して参りますが忘れてはいけない日本独自の文化、価値を見つめ直すものになればと思います。
プロデューサー:栗田学武コメント
こんなにも早く「ホウム。」の続編を皆様にお届けできること感謝いたします。前作を通して、僕自身たくさんの人に支えられて生きている人生なんだと強く強く感じることができました。そして出来ることなら僕もたくさんの人を支えられる人間になりたいと強く強く強く感じました。そしてその感情こそが、僕が「ホウム。」という作品で感じたかったこと、伝えたかったことでもあります。もともと赤の他人だった劇団員が、私生活や稽古をとおして一つの家族となり、舞台に立ち、そして観てくださった皆様と同じ空間で同じ物語を共にする。互いに支えあいながら生きていく時間を共有できたらこれ以上の幸せはありません。
前作で驚いたのは、アドリブを元に作ったにも関わらず、僕が言って欲しい言葉が劇団員の來河、磯野、そして脚本の鈴木茉美さんから次々と生まれてきたこと。
心強いメンバーと改めて、新しいホウム。を作れること、とても楽しみです。ぜひお気軽に、野田河家の「ホウム。」に遊びにきてください。
公演情報
新宿THEATER BRATS
少し抜けているが責任感の強い長男・のぞみ。
父に似てその日暮らしでいい加減なバツ2の次男・たけし。
真面目で神経質な三男・まさる。
まるでバラバラな三人に、新たな事件が待ち受ける。乞うご期待。鈴木茉美の書き下ろし新作、劇団アレン座がお送りする家族の絆を描くハートフルコメディは、あなたの心に大切な何かを思い出させる