橋本環奈主演で『カラダ探し』実写映画化が決定 繰り返される死から逃れるため、バラバラになった人間の“カラダ”を集めるホラー
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左から、橋本環奈、漫画『カラダ探し』森崎明日香
映画『カラダ探し』が2022年に公開されることが決定した。
『カラダ探し』は、小説投稿サイト『エブリスタ』で連載されたウェルザード原作の携帯小説。2014年には、『少年ジャンプ+』(集英社)で村瀬克俊氏による漫画版が連載をスタートし、同サービスで累計閲覧数1億回を初めて突破した人気作品となった。コミックスのシリーズ累計発行部数は300万部(2021年8月時点)を突破している。
初の実写化となる映画『カラダ探し』で描かれるのは、ある日突然学校に閉じ込められ、謎の怪異“赤い人”に惨殺される1日を繰り返すことになった高校生たちのサバイバル。県内の高校に通う主人公の森崎明日香は、学校にいるはずのない幼い少女の「私のカラダ、サガシテ」というささやきを聞くことに。そして、深夜0時を迎えた瞬間、明日香と幼馴染の高広らクラスメイトは学校に閉じ込められてしまう。さらに、全身が血で真っ赤に染まった少女“赤い人”が現れ、次々と明日香たちを惨殺。次に明⽇⾹が⽬を覚ましたのは、自分が殺されたはずの7⽉5⽇の朝だった。やがて、繰り返される惨劇から逃れるために、バラバラになった少女の肉体を集める必要があることを知った明日香たちは、力をあわせて赤い人と“カラダ探し”の謎に挑む。
主演の橋本環奈は、映画の主人公となる森崎明日香を演じる。メガホンをとるのは、映画『太陽は動かない』などの羽住英一郎監督。撮影は2021年9月から北九州市でオールロケで進められる予定だ。
主演の橋本、羽住監督、原作者・ウェルザード氏らのコメントは以下のとおり。
橋本環奈(主演)
今回主演を務めさせて頂く「カラダ探し」のメガフォンを取られる羽住監督とは2016年公開の「暗殺教室〜卒業編~」以来6年ぶりに御一緒させて頂く事となりとても楽しみです。
今作は単なるホラーではなくアクションシーンも多く見所も盛り沢山の上、結末はどうなるのか最後まで目を離せない作品になる事と思います。是非皆様にも御注目頂けると幸いです。
羽住英一郎(監督)
友達や恋人と一緒に深夜の校舎で肝試しをする様な絶叫アトラクションムービーにしたいと思っています。
絶望の中で決して諦めないヒロインの明日香を、橋本環奈さんがどのように力強く演じるのか今から楽しみです!
思い切り観客をハラハラドキドキさせたいと思いますので期待していてください。
ウェルザード(原作者)
小説投稿サイト「エブリスタ」で原作を執筆していた時から、多くの読者の方に望まれていた実写映画化の報告がこれでついに出来ました。しかも主演は、私自身も大ファンである橋本環奈さんということで、未だに信じられない思いです。
原作では優しく意志が強い主人公の明日香を、橋本さんがどのように演じられるのか。また、高広や留美子などの登場人物とどのような関係性を築くのか、今から楽しみでなりません。
「人の想いの数だけ世界が存在する」というのが原作のテーマです。小説、マンガ、そして映画と、異なる媒体で展開される『カラダ探し』の世界を、皆様にもそれぞれの視点で楽しんでいただけたら嬉しいです。夜も眠れなくなるほどの恐怖を私も期待しています。
原祐樹(プロデューサー)
この1年半、世界中の人々がこれまで経験したことのない苦難に直面しました。先行きの見えない未来に不安を抱いた人、理不尽に絶望した人もいると思います。特に学生や若い人たちは、修学旅行がなくなったり、甲子園がなくなったりと、今しかない人生の大切なひとときを理不尽にも奪われました。
高校生の明日香たちも、ある日突然日常を奪われ、圧倒的な暴力と理不尽によって、現実世界以上の絶望的な状況にさらされることになります。
日本を代表する女優さんである橋本環奈さんにこの明日香を演じて頂けることは本当に幸運だと思っています。橋本さん演じる明日香たちが、絶望にも決してめげず、私たちの抱える恐怖の象徴に勇敢に立ち向かう姿を通して、現代に生きる人々が困難に立ち向かう勇気をもらえる、そんな作品を目指したいと思っています。
そして、楽しみを奪われた若者たちに、"最恐"のエンターテイメントをお届けします!
『カラダ探し』は2022年全国公開。