元乃木坂46・桜井玲香が初主演する映画『シノノメ色の週末』予告編を解禁 主題歌は佐藤ミキが歌う「東雲の空」
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(C)2021映画「シノノメ色の週末」製作委員会
11月5日(金)公開の映画『シノノメ色の週末』から、予告編が解禁された。
『シノノメ色の週末』は、元乃木坂46の桜井玲香が映画初主演を飾る作品。20代となり、母校・篠の目女子高校の校舎で数年ぶりに集まった3人の元シノノメ放送クラブメンバーの物語を描いた作品だ。彼女たちは、かつての女子校生活を思い出しながら、互いに現在の不満をぶつけあい、週末の度に何度も校舎を訪れるようになる。
桜井が演じるのは、高校時代に読者モデルだった大月美玲。また、岡崎紗絵が放送クラブの元部長で大手広告代理店子会社で働く“まりりん”一ノ宮まりを、写真家を目指していたが挫折し、教育関連の事務職として働く“アンディ”安東雅美を演じる。そのほか、まりりんの仕事仲間で広告代理店のプランナー・上川龍之介役で工藤阿須加、篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか役で中井友望、パタンナー・酒井役で山田キヌヲが出演している。メガホンをとったのは、『月極オトコトモダチ』の穐山茉由監督。
解禁された予告編は、高校の廊下を美玲(桜井玲香)とまりりん(岡崎紗絵)、アンディ(三戸なつめ)が走り抜けるシーンからスタート。母校の廃校が決まり10年ぶりに再会した放送クラブの3人が過去に思いをはせる姿や、昔埋めたタイムカプセルを掘り起こしたり、女子高生時代の制服を教室で着るなどの場面も。しかし、やがて雰囲気が変化し、美玲が「周りは結婚したり、別の仕事始めてる人も多くて」「このままでいいなんて思ってないし」という本音を漏らすなど、20代の女性たちが抱える葛藤があらわに。また、まりりんの会社の上司(工藤阿須加)が登場するシーンも収められている。
佐藤ミキ
さらに、本作の主題歌「東雲の空」を佐藤ミキが担当することも決定。楽曲は、作詞を高橋久美子氏、作曲を金澤ダイスケ(フジファブリック)が担当している。主題歌を担当した佐藤や主演・桜井らのコメントは以下のとおり。
佐藤ミキ
映画「シノノメ色の週末」は、青春時代に自分のやりたかったこと、
好きだったものを思い出させてくれる素敵な作品です。
自分にとって本当に大事なものはなにか、
フジファブリックの金澤ダイスケさん、高橋久美子さんが愛情込めて作って下さったこの楽曲を、
私も想いを込めて歌わせて頂きました。
主題歌「東雲の空」がこの映画に寄り添い、
皆様の背中をそっと押してくれるような楽曲になりますように。
金澤ダイスケ(フジファブリック)
誰しもが持つノスタルジーに寄り添えられるような、そんな曲になればと思い曲を書きました。
遠く離れた人や近くにいる人、思い出や記憶も然り、自分との「距離」を意識せずにはいられない、そんな時代の中で自然に作る事ができた曲なのかなと思います。
制作過程もスムーズで、こちらからのリクエストをすぐに何十倍にもしてくれたところは流石の一言です。
曲の世界に、等身大で主人公になれる存在でありながら、強さも弱さも恐れずに歌える佐藤ミキさん、素晴らしいです。「東雲の空」たくさんの人の元へ届いて欲しい曲です。
高橋久美子(作家・作詞家)
きっと誰もが身に覚えのある痛みだなと思いました。
当時の肌感覚と少しの希望を自分に言い聞かせるように紡いでいきました。
美しい楽曲と、佐藤ミキさんの切なく強い歌声、そして映画の彼女らに導かれた歌詞です。
見終わったあと、さらに余韻を広げてくれたらいいなと思います。
桜井玲香
誰もが経験している青春の輝きや痛みが、優しくリアルに描かれた作品です。
素敵な音楽が作品の世界観を表現してくれていて、より甘酸っぱさが増しました!
是非、沢山の方に劇場で体感して頂きたいです。
穐山茉由(監督)
最初に「東雲の空」を聴いた時、佐藤ミキさんの繊細だけど芯のある歌声や、
歌詞の内容などが主人公の美玲の気持ちを表しているようで、
映画と地続きにある世界を感じてとても感動したのを覚えています。
映画を観てから聴くとまた違った景色が見えるのではないかと思うので、ぜひ映画と一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
『シノノメ色の週末』は11月5日(金)全国ロードショー。