【ストロングスタイルプロレス 後楽園ホール大会記者会見】タイガー・クイーンが長与千種の愛弟子・彩羽匠と一騎打ち! 間下隼人が兄弟子越えを宣言!

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スポーツ
2021.10.15

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ストロングスタイルプロレスが10月14日(木)、記者会見を開き、10・21東京・後楽園ホール大会「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.13~初代タイガーマスク40周年記念第3弾~」の全対戦カードを発表。初代タイガーマスク佐山サトル、新間寿会長をはじめ、主要対戦カードの参戦選手が出席し、大会への意気込みを述べた。

なお、今大会はストロングスタイルプロレスで初めて、女子のカードが3試合組まれることとなる。

【決定対戦カード】※試合順後日発表。
<スペシャルタッグマッチ 60分1本勝負>
スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)&関本大介(大日本プロレス)vs船木誠勝(フリー)&間下隼人(ストロングスタイルプロレス

<スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負>
タイガー・クイーン(一般社団法人 初代タイガーマスク後援会)vs彩羽 匠(Marvelous)

<UWAアジアパシフィックヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]将軍岡本(第5代UWAアジアパシフィックヘビー級王者/VOODOO-MURDERS)vs[挑戦者]河野真幸(VAMOSTAR)

<タッグマッチ 30分1本勝負>
ジャガー横田&井上京子(ワールド女子プロレス ディアナ)vs倉垣 翼(フリー)&網倉理奈(アクトレスガールズ)

<タッグマッチ 30分1本勝負>
宮本裕向(666)&ロッキー川村2(パンクラスイズム横浜)vs佐野 直(フリー)&阿部史典(プロレスリングBASARA)

<シングルマッチ 20分1本勝負>
梅咲 遥(ワールド女子プロレス ディアナ)vs松井珠紗(アクトレスガールズ)

ジャガー横田「おはようございます。本日もお忙しいなか、ありがとうございます。今回、後楽園ホール大会においいて、ストロングスタイルプロレスから、まず女子の試合を3試合組んでくれということだったのですが、もちろん、タイガー・クイーンの相手をやっぱメインに考えて、今回、(マーベラス)長与千種代表と話をしまして、『彩羽匠選手はどうだろうか?』というお話になりまして、快く受けていただきまして、本当にこれは最高な試合になるとみなさんもご想像ついていると思うのですが、これはベストバウトが取れる試合になるんじゃないかと私もいまから期待しております。そのほかの2試合におきましては、ディアナから井上京子(代表)に出てもらって、私と組んでのストロングスタイルプロレスに、この2人でストロングスタイルのプロレスを出せるだろうということで京子をペアにして組ませていただきましたが、相手となるとまた難しくなってですね、京子に匹敵する勢いのある選手を考えたときにですね、もちろん倉垣翼の力はみなさんご存知だとは思いますが、そのペアとして考えるところがありまして、アクトレスガールズ。アクトレスガールズの選手がとても力がついてきて、ディアナとよく交流をしています。そばで試合を見てたときに、結構できる子が多いなあと考えたときに、今回はアクトレスガールズから探してみようと思いました。倉垣翼の相手は、網倉選手です。網倉選手のあの元気のよさ。彼女は本当に、このコロナ禍のなか、お客様を元気にさせるような選手じゃないかということで私の相手に抜擢したしだいです。そして、ディアナのいま力をつけてきている梅咲遥の相手と考えたときに、アクトレスガールズからいま一押しの松井珠紗選手。松井選手はですね、劇団に入ってまして、劇団のなかで私も一緒に舞台に出たときがあってですね、試合を見るよりも先に舞台を見てしまったような選手なんですけど、その後に1試合か2試合か見たときに、もちろん舞台とプロレスは全然違いますけれど、彼女の姿勢を見たときに『この子はプロレスできるんじゃないか』と感じました。以前より人間的に気になってた選手だったので、ディアナの力をつけてきている梅咲と闘ってもらって、勉強させてもらおうかなと思い抜擢しました。この3試合、今回は女子が3試合ということで、女子もプレッシャーがかかると思うんですけれど、やはりストロングスタイルの舞台に、リングで恥をかかないようにそれぞれがナイスファイトをしてくれると思いますので、どうぞご期待ください。みなさまが一番ご期待くださってる夕イガー・クイーンですが、練習を一歩一歩進めております。佐山先生と一緒に練習を見ているわけですが、佐山先生のご指導のもと、どんどん進めていて、そろそろタイガー・クイーンというものを一歩一歩出していかなければいけない事態だと思っておりますので、夕イガー・クイーンならではの技をひとつずつ身につけている最中であります。彩羽匠選手との試合でみなさんの想像を絶するものを出してくれると私は思っております。ご期待ください」

長与千種と彩羽匠はビデオメッセージでのコメント

長与千種「みなさんこんばんは。マーベラスプロレスリング代表の長与千種です。このたび夕イガー・クイーンさんと彩羽匠の試合を組んでいただきまして、心から感謝いたします。ありがとうございます。初代タイガーマスクさんとダイナマイト・キッドさんの試合は、あまりにもすごい試合で、いまでも昨日のことのように思い出します。その女版タイガー・クイーン、彩羽匠とこの試合で、どんな闘いができるのか楽しみにさせていただきたいと思います。みなさんも是非楽しんでください。よろしくお願いします」

彩羽匠「はじめまして、マーベラスプロレスの彩羽匠です。今回、タイガー・クイーン選手と対戦ということで、本当に自分にとって未知数の選手だと思うので、タイガー・クイーン選手を堪能して、最後自分が勝ちをおさめたいと思います。対戦よろしくお願いします」

新間寿会長「こんにちは。みなさんに言いたいのは、愛と恋という言葉でございます。恋というのはなにか? 相手の気持ちも身体もすべてほしいという、奪い取りたいという思いが恋であります。青春は恋から始まって、そして愛に変わります。愛とはなにか? 自分が想う人にすべて与えたり、すべてこの人に尽くしたい。与えるということが愛であり、奪い取ってしまいたいというのが恋です。プロレスは愛であり、格闘技は恋である。そうすると、プロレスはすべて愛か? 愛と恋を併せ持ったレスラーというのは、アントニオ猪木でした。愛を貫いたのは、ジャイアント馬場さんでした。タイガーマスクというのは、私がアントニオ猪木とともに選んだ、愛を持ち、そして恋を持つ、そういうレスラーであったのが初代タイガーマスクでございました。その夕イガーが、ジャガー横田と組んで、そしてこの人ならばと言って世に送り出してくれたのが、タイガー・クイーンでございました。私はこのタイガー・クイーンに、本当にプロレス界が愛だけではなく、恋も合わせ持つようなレスラーになってもらいたいということで、このあいだはちょっと口が滑って、なんか非常に私の孫からも私自身反発を食らいました。『じいじ、ちょっとひどすぎるよ』というようなことでございましたけれども、86歳にもなって、いまだにトレーニングをやっている私に免じてそれは許していただいて、そしてタイガー・クイーンが、愛と恋を併せ持つレスラーとしてタイガーマスク、そしてジャガー横田を受け継ぐような選手になってもらいたい。私はいま後ろにいる関本大介という、私はこの選手が大好きでして、彼の鍛えに鍛えた肉体というのはプロレス界の私は宝だと、かように思っております。そして平井社長にも何回も言いました。『関本さん呼んでくれ』。今回10月21日、関本さんもきて、ウチのリングで夕イガー・クイーンと一緒になって、その40周年記念タイガーマスク、50周年記念が藤波辰爾、70周年はなるのかわかりませんけれども、アントニオ猪木がおります。こういうプロレス、それから格闘技の歴史を踏まえて、昭和の新日本プロレス、口幅ったい言い方かもしれませんけれども、新間寿がいた新日本プロレスが本当におもしろかった。いまここに夕イガー・クイーンを出すのならば、私は平井に何回も言います。オマエが新間寿になってくれと。というような自画自賛を私は自己満足をしておりますが、本当にプロレス界をおもしろくするのは、愛と恋を併せ持つレスラーの出現でございます。タイガー・クイーンは私にとって、男子女子を超えたひとつの存在として、愛と恋を併せ持つレスラーになってもらいたいんだ。そういう希望を持った選手をジャガー横田が育ててくれております。私の娘がジャガーさんを非常に好きで、そしてジャガーさんの応援団を作って、中学時代に手を振り上げてリングサイドで応援した彼女。その彼女がタイガーマスクと一緒になってタイガー・クイーンを育てて、そして21日のリングには、私も本当に真剣に彼女の闘いを見てみたいと思っております。それから関本大介のその肉体美をまた6メートル40のリングのなかで見てもらえるというこういう喜びを持ちながら、40周年、藤波の50周年記念、こういうものを私は本当に一緒にやってきてよかったなと。こういう思いをいまの人達、そして後世にも伝えていきたいのはプロレスであり、そして(初代)タイガーマスクであり、ジャガー横田であり、そういう先人がいて、タイガー・クイーンにそれが伝わっていくという思いを込めて、今日は出させていただきました。平井ちゃん、ホントいつもありがとう」

平井丈雅代表「ありがとうございます」

新間「ありがとうございました」

将軍岡本「今回、河野選手とタイトルマッチをやりますが、それはいいとして、平井さん、私言いましたよね。高岩の後は誰って言いましたか? カシンですよ、カシン。ケンドー・カシン。ケンドー・カシンを連れてこいって言ったよね。次勝ったらケンドー・カシン、連れてきてよ。わかった? 以上」

関本大介「大日本プロレス関本です。久しぶりのストロングスタイルプロレスに参戦させていただきます。非常に、楽しみです。スーパー・タイガー選手と組んで、相手に船木さんと間下君。間下君、久しぶりだね、試合するの。非常に楽しみです。世界最強の男と闘った船木さんとも闘えるし、ストロングスタイルプロレス、最高ですね! ハイ、楽しみにしてます。ぜひ応援に来てください!」

間下隼人「一番初めの感想として、すごいメンバーに入ってしまったなあというのが驚きでしたけど、自分自身この1年で成長した、させてもらったと思っているので、まさかボクが一番目立って勝つとは誰も思ってないでしょうけど、そうはさせないようにしっかりスーパー・タイガーから、そして関本大介選手にもぶつかっていこうと思います。よろしくお願いします」

スーパー・タイガー「間下の今年の成長は正直、私自身もビックリしております。特に前回のディアナさんのラジアントホールの大会で、初めて私とロッキー川村組から勝利を奪った。いよいよ下からの追い上げ、厳しい部分があるなと。今回、この対戦カード、心強い味方である関本大介君、そして相手は船木選手。味方であり敵であり、みなライバルだと思っています。そのなかでも間下自身を軽んじて見ているわけではないので、ここはしっかりとチャンピオンとしての意地、見せていきたいと思います」

新間「私が一番見たいのは、初代タイガーマスクの試合ですよ! 」
(中略)
新間「うん。タイガーのエキシビジョンマッチでもいいから、3分でも見てみたい。これがいまの私の望みであり希望であり、そして、86歳、来年87歳になるこの年寄りにひとつの夢をもたせてくれている。ジャガーさん、アンタが相手になってタイガーと3分間のエキシビジョンマッチをやってください」

ジャガー「いつでも!」

初代タイガー「私の身体はどんどん蝕まれていっているので、なるべく早いうちにそういうことをやってみたいなとは思います。ところで、新間さんにおかれましては大変お世話になり、先日偶然にYouTubeで当時のタイガーマスクの映像を見たんですけども、あのときのタイガーマスクを作ってくれたのは新間寿であり、その結晶というのが新日本プロレスだったと思います。そこでどうやってプロレス界に恩返しができるかというのは、タイガー・クイーンを作っている途中ですけども、大変努力して作っております。彼女は大変努力家です。2時間、3時間のトレーニングを何回も何回も繰り返して、あのときの自分を見ているようで、楽しみでしょうがありません。なお、藤原敏男先生はタイガー・クイーンの大ファンです。ふだんは狼のような目をしてますけど『夕イガー・クイーンと食事をしたい』と言ったときには、なんか少年のように目を輝かせていて、なんか本当に大好きなようです。こういう選手を育てて、そして男子プロレスのみんなもそれに負けないように、あの時代のタイガーマスク、あの時代の藤波辰爾、あの時代の長州力、あの時代のアントニオ猪木、それらの人たちに負けないように、負けないようにというか、本当に紙一重だと思います。あとは、もう少しどうするかってことをちょっと考えながらやってくれれば、すごい時代がくるというのは、私の目には見えています。がんばっていただきたいと思います。新間寿がついているので、またどんな、いろんなことを考えてくれると思います。ぜひがんばってください、みなさん。ありがとうございました」

――(平井代表へ)将軍岡本からケンドー・カシンを連れてきてほしいとのことだが。

平井「将軍選手が今回の試合で、どのように勝つか負けるか。その試合を見て勝てば、次の試合を誰を挑戦者にするかは協議させていただきます」

岡本「協議じゃねえだろ。カシン連れてこいって言ってんだから連れてこいよ」

平井「ストロングスタイル王座委員会で決めていきたいと思います」

――(ジャガーへ)ディアナ10・10後楽園でタイガー・クイーンとタッグで対戦したが、実際に闘ってみて手応えは?

ジャガー「あの試合は多分、タイガー・クイーンはかなりやりづらかった試合ではないかと思っていますので、手応えとしてはいつものタイガー・クイーンではなかったと思います。男子レスラーとミックスということもあって、レジェンド選手だらけのなかに夕イガー・クイーンが入った状態になったので、私としては、半分気持ちがコーチになってしまってますので、一回トレーニングの試合みたいな感覚でやってもらえればいいなという感覚、気持ちで闘ってました。シングルではないので、自分ひとりでどうにかなるものではないので、あの試合でひとつまた勉強してくれていれば、次のシングルへのバネになっているんじゃないかと思っております」

――(ジャガーへ)タイガー・クイーンについて「想像を絶するものを出してくれる」という言葉があったが、なにか新しい必殺技が出る可能性があるのか?

ジャガー「そう思っていただいたら、みなさんのご期待は大きいと思います、着実に練習しております。先程、佐山先生が仰ったように、2時間、3時間の練習をひとりでこなしておりますので、それを見ている私も心が痛いくらいに努力しております。その技っていうのがどういうものなのかっていうものをご期待いただければいいと思います」

――(初代タイガーへ)新間会長から「リングに上がってほしい」との話があったが、自身ではいずれ上がるプランはあるのか。

初代タイガー「まず身体を治して、まず歩けるようにすること。走ることはできるんで、歩くことができないという不思議な病気なんですけども、足の運動、たとえばいま360キロのスクワットをやってます。それが最高のスクワット、プレスですね。それをやってて足を鍛えて、落ちないようにしてるんで。それから調子が良い日は大変調子が良いので、そのときにトレーニングを合わせてやるということをしています。徐々に徐々によくなっているということは事実です。これをどこまでやっていくかによって次の試合、エキシビジョンでもいいですから、できるというのは確信していますけども、実際できるかどうか、あの時代の夢をみなさんに見せたいと思いますが、それは無理なので、そこを落とさないようにがんばれるかどうか。(リングに)上がるだけでもいいというのは、リングポストに上がるだけでいいというような、そういう意見もあります。それもやってみたいと思います。そこまでがんばります。よろしくお願いします」

新間「いやあもう、ホントにリングに上がってもらえるのが夢だよ。ホントに頼むよ」

初代タイガー「がんばります」

――(スーパー・タイガーへ)いま一番大きな目標、ビジョンは?

スーパー「そうですね、これまで私が学んできたものを、今回もそうですが、タイガー・クイーン選手やジャガーさんもそうですが、女子プロレスの選手と一緒に競い上げながら業界自体をもっともっと盛り上げて、そのなかでしっかりとストロングスタイルという柱を一番掲げていきたいと思います」

新間「じゃあオレからもひとつ。平井ちゃん、将軍岡本さんが言ってんだから、次、呼んでやれよ」

新間「時間が短かろうが長かろうが、レスラーがやりたいと言う試合を提供するのが平井の務めなんだ」

平井「ハイ」

新間「それを見て人が喜び、人の喜びを見て喜ぶというのが、営業の人間のアタマ。(将軍岡本さんが)2度も言ってるじゃない」

平井「ハイ」

新間「即答してやれよ、そういうの。オマエにはそれだけの力があるじゃない。いま言ってやれよ、次やりますって」

平井「将軍選手が勝利されましたら交渉いたします」

新間「なんで条件を付けんだよ。条件なんか付けなくたっていいじゃない」

――(間下へ)前回ロッキー川村からいままでになかったフィッシャーマンズスープレックスでフォールを取ったが、スーパーヘビー級2人に対して秘策はあるか?

間下「そうですね、あのフィッシャーマンズスープレックスはずっと考えてはいたので、まだ進化する技なんで、10月21日に、もちろん関本さんも倒しにいきたいですけど、ボクの目標は変わっていないです。スーパー・タイガー、兄弟子スーパー・タイガーなので、スーパー・タイガーにあの技をお見舞いして、(スーパーの)余裕をぶち壊してやろうかなと思ってるんで、作戦はもう、ぶち当たっていくだけですね。それだけです」

イベント情報

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.13 ~初代タイガーマスク40周年記念第3弾~』

 日時:10月21日(木)18:30試合開始
 会場:後楽園ホール(東京都)

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