『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』今週のカバーを飾っているのは「ツバメ(feat. ミドリーズ)」をリリースしたYOASOBI
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New Music Wednesday [Music+Talk Edition]
毎週水曜日に、その週の新曲を中心に更新されるSpotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』。このプレイリストの中身をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』では、プレイリストだけでは知ることのできないエピソード、そしてSpotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりなどを紹介していく。この番組をチェックすると話題の新曲が知ることができて、今の音楽シーンがまるわかり! ポッドキャストはあなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを! ナビゲーターは竹内琢也。SPICEでは番組でピックアップされた楽曲を掲載。今週は『New Music Wednesday』のカバーを飾っているYOASOBIの楽曲を中心に13曲を紹介。
YOASOBI「ツバメ(feat. ミドリーズ)」
水曜日のカンパネラ「アリス」
10月27日(水)に水曜日のカンパネラのニューシングル「アリス/バッキンガム」が配信リリースされました。ボーカルのコムアイが9月に脱退し、2代目ボーカル詩羽(うたは)加入後初のシングルとなります。FASHIONSNAP.COMには「詩羽を知るための30の質問」という企画でインタビューがアップされていて、高校卒業後、大学に通いながらフリーランスモデルとして活動していたこと、現在20歳で芸術系の大学でデザインの勉強をしていることなどが明かされています。10月8日(金)には渋谷PARCOで新体制初のライブが行われ、11月6日(土)には長野県で開催される『りんご音楽祭2021』に出演予定です。
ego apartment「Weigh me down」
サイパン島出身のDyna(ダイナ)、大阪出身のPeggy Doll(ペギードール)、シドニー出身のZen(ゼン)からなる3人組ego apartmentが、10月27日(水)に「Weigh me down」をデジタルリリースしました。Spotify Japanのエディターがグローバルチームに紹介したそうで『Fresh Finds: Indie』や、『Fresh Finds』などの世界中の新人アーティストが選ばれるプレイリストにピックアップされています。ソウルフルなボーカルとダンサブルなサウンドは特徴的な楽曲で、Spotify Japanのエディターも大絶賛のアーティストです。
Leon Fanourakis「Beyond(Theme of +81 Connect)」
横浜の次世代ヒップホップシーンを代表するアーティストLeon Fanourakis(レオン・ファノラキス)。Spotifyのヒップホッププレイリスト『+81 Connect』のアンバサダーに、Awich、BIM、Daichi Yamamoto、KM、LEXなどと共に選出されるなど非常に注目度が高いアーティストです。10月27日(水)に配信開始した「Beyond(Theme of +81 Connect) 」は、プロデューサーのKMによる81秒のオリジナルトラックにのせて様々なアーティストたちがラップをするプレイリストのテーマソングシリーズの新曲で、既にAwich、LEX、Daichi Yamamotoのものが公開されており、Leon Fanourakisが第4弾を担当しています。
WurtS「ブルーベリーハニー」
UK.PROJECTに所属するソロアーティストWurtS。オルタナティブ・ロック、ディスコ、EDM、ラップ、ポップスなど楽曲ごとにさまざまな要素を取り入れるのが特徴のアーティストです。ジャンルレスな1stアルバム『ワンス・アポン・ア・リバイバル』が12月1日に(水)リリース予定で、10月27日(水)にその中から「ブルーベリーハニー」が先行配信されました。この楽曲はTikTokに未発表曲として投稿後注目が集まり、ハッシュタグチャレンジが組まれ、関連動画の再生回数が2,900万回を突破しています。
クレナズム「あなたはさよならをここに置いていった」
10月27日(水)に、4人組ロックバンド、クレナズムの4枚目ミニアルバム『Touch the figure』がリリースになりました。「酔生夢死」やクボタカイが参加した「解けない駆け引き」、「積乱雲の下で」の先行配信3曲を含む全6曲入りのミニアルバムで、アルバムジャケットは萌映(Vo.Gt)がデザインしています。タイトルの意味は「姿に触れる」。コロナ禍によって人や物に触れる機会が少ない中で、アルバム『Touch the figure』を直に触れて、確かめて、浸って欲しいという意味を込めて命名されています。
平井大「King & Queen」
3週間に1度のペースで、日曜日に「Sunday Goods」をテーマに連続配信リリースを続けている平井大。10月24日(日)にシリーズ第14弾として新作「King & Queen」を配信リリースしました。平井大初期の人気曲「Islnad Girl」「Island Queen」シリーズの最終進化形とも言える1曲です。リリースに伴い、Spotify上で2020年から2021年までの連続配信楽曲全ての背景ループ動画「Canvas動画」が一挙に公開されています。
ONE OK ROCK「Wonder」
先週10月22日(金)に公開されたプレイリスト『New Music Friday』でカバー画像を飾ったONE OK ROCK。同日に世界同時リリースされたニューシングル「Wonder」は、前作「Renegades」「Broken Heart of Gold」と比べるとよりスタジアムロック的な豪快さが強い作品。プレイリスト『New Music Friday』にリストインした楽曲の中でもパフォーマンスが高く、今回の『New Music Wednesday』にも上位にピックアップされています。
スウェディッシュ・ハウス・マフィア、ザ・ウィークエンド「Moth To A Flame」
スウェーデンのダンスユニット、スウェディッシュ・ハウス・マフィアとザ・ウィークエンドのコラボ楽曲「Moth To A Flame」が10月22日(金)にリリースされました。スウェディッシュ・ハウス・マフィアは2021年9月に開催された『MTVビデオ・ミュージック・アワード』内のパフォーマンスの最後で、ザ・ウィークエンドとのコラボレーションをほのめかしており、それが実現した形です。スウェディッシュ・ハウス・マフィアは、ザ・ウィークエンドの長年のマネージャーであるサル・スレイビーと契約していて、これがコラボレーションに影響しているとみられます。ちなみにザ・ウィークエンドは先週、アルバム『After Hours』を提げたツアーを延期すると発表。当初は、北米とヨーロッパの公演のみでしたが、延期に伴い南米、アジア、オーストラリア、アフリカ、中東でも公演が行なわれることが発表されています。日本にも来てくれるのか期待されます。
SEVENTEEN「Rock with you」
韓国の13人組グループSEVENTEENが10月22日(金)に9枚目のミニアルバム『Attacca』をリリース。ビルボードJAPAN週間アルバム・セールス・チャートでは当週18万8,137枚を売り上げて首位を獲得。プレイリスト『New Music Friday』にリストインしていた中でもパフォーマンスが高く『New Music Wednesday』にも上位にリストイン。タイトルの『Attacca』は、多楽章の楽曲または組曲形式の楽曲において、楽章・各曲の境目を切れ目なく演奏することを表す音楽用語で、相手に対する抑えきれない愛の感情や止められない情熱的な心が表現されています。
iri「Valerie」
デビュー5周年を記念して、10月27日(水)にiriの初のベストアルバム『2016-2020』がリリースされました。代表曲に加え井上陽水のトリビュートアルバムの参加曲「東へ西へ」、そしてイギリスのバンド、ザ・ズートンズが2006年にリリースし、その後2007年にマーク・ロンソンとエイミー・ワインハウスがカバーしヒットした楽曲「Valerie」のカバーソングも収録されています。この「Valerie」は、iriがデビュー前にアルバイト先のジャズバーなどでよく歌っていた曲です。
Shin Sakiura「WAVE(feat. TENDRE)」
東京を拠点に活動するプロデューサーShin Sakiuraと河原太朗のソロ・プロジェクトTENDREのコラボソング「WAVE」が10月27日(水)にリリースされました。ライブや楽曲制作で親交も深い2人のコラボで、Shin SakiuraのギターとTENDREのベースの掛け合いから始まり、小気味良いビートとソウルフルなTENDREの歌声とコーラスが重なっていく1曲です。
大橋トリオ「Lamp」
10月27日(水)にデジタルリリースされた、シンガーソングライター大橋トリオの新曲「Lamp」。作詞はkitriが担当し、穏やかで繊細な冒頭から、駆けあがり、後半にかけて、クラシカルな美しいコーラスが特徴の作品。東京都美術館で現在開催中の『ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』のテーマソングとして書き下ろされた楽曲で、ゴッホの「星月夜(ほしづきよ)」をイメージして制作されました。大橋トリオは「「星月夜」にBGMがあったら、どんなものになるだろう、こういう曲がいいなぁと、思いを馳せながら書かせて頂きました」とコメントしています。
文=竹内琢也、Y.SHOGO