『バンクシーって誰？展』がグランフロント大阪にて開催、中村倫也が音声ガイドに挑戦

2022年4月23日（土）から6月12日（日）までの期間、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて、バンクシーの足跡とその謎に迫る『バンクシーって誰？展』が開催される。

バンクシーはストリート・アーティストの先人で、現代アートの巨匠でもあるヘリングやバスキアの次世代として世界から注目を集めている。世界中のメディアやSNSを賑わせている存在だが、活動の全貌や動機など、その真相は未だ謎に包まれている。

同展示会では、世界各都市を巡回し人気を博した『ジ・アート・オブ・バンクシー展』の傑作群を、日本オリジナルの切り口で紹介する。プライベート・コレクター秘蔵作品の展示に加え、バンクシーの活動の主戦場であるストリートに焦点を当てたリアルな街並みを再現して展示する。

世界各地のストリート作品が会場内に出現。場内は撮影OK

故郷イギリスのブリストルからロンドン、映画にもなったニューヨークでの活動や、自主企画で一世を風靡したロサンゼルス、幾度も訪れては作品を残し続けている中東。世界一周の旅へ出ずとも、バンクシーの活動の3大地域（ヨーロッパ、アメリカ、中東）の街並みが体感できる、新感覚の没入型展示を創出し、映画のセットに没入したような空間を体感できる。なお、会場内は撮影可能となっている。

また、街中や美術館でも通常は見ることのできない、プライベート・コレクターの秘蔵作品を一挙公開。バンクシーに代わり作品の真贋を認証するペスト・コントロールにより本物認定された作品の数々で、バンクシーの足跡とその謎に迫る。今回、特別出展として展示される、イギリスのファッション・デザイナーで、アートに造詣が深くバンクシー好きのポール・スミス氏が所有する希少な油彩画「コンジェスチョン・チャージ（混雑税）」も必見だ。

アンバサダーは俳優の中村倫也。音声ガイドにも挑戦

また、本展のアンバサダー・音声ガイドをつとめるのは、俳優の中村倫也。中村は「時に、1つのアートは100の言葉を並べるよりも雄弁にものを語る時がある。シニカルな目線で相反する要素を焚べたグラフィティ。バンクシーとは誰なのか？彼の原理は一体なんなのか？今回の展示は、そんな現代最高の「？」マークを体感する旅になる予感がする。楽しみです。」とコメントを寄せている。ペアは現在発売中。