『紛争地域から生まれた演劇シリーズ』上演 コロナ下のアメリカで生まれたオンライン演劇『Viral Monologuse』を紹介

2021.11.30
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『紛争地域から生まれた演劇13』

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2021年12月11日(土)、12日(日)に東京芸術劇場アトリエウエストにて『紛争地域から生まれた演劇シリーズ』が上演される。

13回目を迎える今年は、コロナ下のアメリカで生まれたオンライン演劇『Viral Monologuse』を紹介。24時間以内に作品を作って公演するニューヨークのプロデュース集団The 24 Hour Plays が手がけるもので、劇作家が俳優のために18時から翌朝9時までにモノローグを書き、俳優が9時から18時までの間に演じてスマートフォンなどで撮影、18時から15分おきに各モノローグを配信するという形で現在進行形でおこなわれている。

今回は、2020年に生まれた『Viral Monoguse』の作品の中から5編を選んで編集し、日本語による上映会を実施。2022年1月にはアーカイブ配信、3月には『国際演劇年鑑』の姉妹編として戯曲集が発行される予定だ。

上演作品:The 24 Hour Plays『Viral Monologues』(2020)より5編

『紛争地域から生まれた演劇13』

翻訳=月沢李歌子/上演順未定

1. 無敵の私たち(Invincible)
作=ジェシカ・ブランク、エリック・ジェンセン(Jessica Blank and Erik Jensen)
出演=土井ケイト

2.発信者不明(Unknown Caller)
作=ダン・オブライエン(Dan O’ Brien)
出演=後藤佑里奈(劇団俳優座)

3.今回の旅行(This Trip)
作=チャーリー・オリアリー(Charlie O’ Leary)
出演=熊川隆一(劇団ラッパ屋)

4.なによりつらいこと(The Hardest Part)
作=ハワード・シャーマン(Howard Sherman)
出演=平田満(アル☆カンパニー)

5.訪ねてきてくれてありがとう(Thank You for Visiting Me)
作=ジュ・イー(Zhu Yi/朱宜)

公演情報

『紛争地域から生まれた演劇13』
 
【上映会】
日時
2021年12月11日(土)14時〜15時半
2021年12月12日(日)14時〜15時半
*各日20席限定
*配信は2022年1月17日(月)10時〜23日(日)23時59分

会場 東京芸術劇場アトリエウエスト(B1階)
料金 各日1,500円(配信も同料金)
 
トークゲスト
12月11日(土)竹中香子(俳優)
12月12日(日)外岡尚美(青山学院大学教授、アメリカ演劇)
*『国際演劇年鑑2021』には、外岡氏による『Viral Monologues』の紹介が掲載されています。
 
総合プロデューサー 林英樹
主催=文化庁、公益社団法人国際演劇協会日本センター
企画制作=公益社団法人国際演劇協会日本センター
共催=公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
文化庁委託事業「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」『国際演劇年鑑2022』特集企画
 
◇プロフィールなど、詳細はホームページをご覧ください https://iti-japan.or.jp/
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