TVアニメ『薔薇王の葬列』 斎賀みつき、緑川光、速水奨登壇の先行上映&キャストトーク  オフィシャルレポート

2021.12.16
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アニメ/ゲーム

TVアニメ『薔薇王の葬列』 先行上映&キャストトーク斎賀みつき 緑川 光 速水 奨 (C)菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会

2022年1月より連続2クール放送のTVアニメ『薔薇王の葬列』。本作の先行上映&キャストトークが開催され、斎賀みつき、緑川光、速水奨登壇が登壇した。本イベントのオフィシャルレポートが到着しているため、そちらを引用する。


12 月 11 日、東京・新宿バルト 9 で、『薔薇王の葬列』の先行上映会とキャストトークショーが開催された。第1話から第3話までの先行上映に続いてトークショーに登壇したのは、リチャード役の斎賀みつき、ヘンリー役の緑川光、ヨーク公爵リチャード役の速水奨。3人は、それぞれが演じるキャラクターへの思いや作品の魅力について、自由にトークを繰り広げた。

完成した映像の感想について、斎賀が「絵が綺麗で、独特の表現が散りばめられていて、すごいなと思って見ていました」と印象を語ると、速水も「演出が象徴的で、映像が止まっているところで、物語とか人の心理が動いているふうに感じられるところがとっても好きです」と独特の演出の魅力を語った。続いて原作の印象を尋ねられると、緑川が「とてもおもしろくて一気に読んでしまいました。(月刊プリンセスの)最新号もずっと探していたんですけれど、ようやく(付録の)カレンダーブックとともに手に入れました」と報告。会場のファンからは大きな拍手が送られた。逆に第1話収録の時、アフレコスタジオで原作を手にとった、という速水は「ところが第2話の収録で......」と待ち受けていた衝撃の展開が理由で、そこから先を読むことができなくなってしまった、と明かして、第2話を見たばかりの会場の笑いを誘った。

キャラクターを演じる上で意識していることについて斎賀は「リチャードがリチャードらしくあればいいと思って演じています。リチャードの人生を表現している作品なので、そういうふうに見ていただければいいなと思っています」と説明。「舞台の『リチャード三世』のリチャードは異形の存在という感じで描かれていたのですが、こちらのリチャードはとてもきれいな子として描かれていて印象に残りました」と話した。

一方、緑川はヘンリーのアフレコについてなかなか苦労をしていると披露。「自分で『こういう感じかな』と思っても、『もっとこうしてください』とオーダーされることが多いです。一筋縄ではいかない役だなと思いました」と話した。斎賀も「もっとお花畑にいるみたいに、というリクエストで何度もやられていますよね」と緑川のアフレコ現場での熱演の様子を補足した。コロナ禍のアフレコは密を避けるため、数人ごとに分けて収録する分散収録が通常となっている。そのため斎賀と緑川は一緒に収録することが多いが、斎賀と速水とはなかなか同時に収録することがないのだという。

しかし斎賀によると、速水とヨーク公爵のイメージがぴったりなので「声がはいってなくても、映像の中から速水さんの声が聞こえてくるんです」とのこと。その話を受けて速水は「今度から、僕の声が聞こえたら、使用料を 30 円取るよと言ったんです(笑)」と会場をわかせた。またアフレコの話題で盛り上がったのは、台詞の数の話題。緑川が「リチャードの台詞を見ると、ほかのキャラクターと桁が違うぐらい多いんですよ。僕がその立場だったらとてもできないな、って思うぐらい」と斎賀の苦労を讃えると、斎賀は「そんなことを言っていて、この先輩は、なんてことない感じでやっちゃうんですよ」と緑川に応じた。また速水は「僕は台詞数は全然気にしない」といって2人を驚かせたかと思うと、「ギャラのことがかえって気になっちゃうから」とオチをつけて、2人を笑わせていた。

「気になるキャラクター」についての質問で斎賀は「アンちゃん!」と即答。「この作品は女の人がめっちゃくちゃ怖いんですが、そこに咲く一輪の花のよう」とその魅力を語った。一方、緑川はバッキンガムの名前を挙げ、「美味しいポジションだと思うし、あのバッキンガム・フェイスが好きかもしれない」と理由を語った。そして速水はまさかの「白イノシシ」。「かわいいのもいいんですが、もうちょっと調教してトリュフとかをとってきてもらいたい()」と意表をつく回答だった。

このほかトークでは、様々な新情報も解禁。

まずは各種配信サイトにて、1 月 9 日より毎週日曜 23 時から見放題配信&都度課金配信が実施されることが発表された。都度課金配信では本編のみでなく、オーディオコメンタリーの特典付きの配信もあり、第 1 話、第 2 話のコメンタリーには、斎賀、緑川、速水が出演しているとのこと。続いて、インターネットラジオステーション「音泉」にて、WEB ラジオ「薔薇王の葬列ラジオ~リチャードの部屋~」の配信の決定が発表された。来年 1 月から毎月 1 回の配信で、パーソナリティは斎賀、第 1 回のゲストに速水が出演する。その後、2 月 16 日に発売となる OP、ED 主題化 CD や、遂に来年 1 月発売の連載で最終回を迎える原作コミックス情報、「A-on STORE」とアニメイトで発売となるグッズ情報などのお知らせが行われた。

最後の挨拶で斎賀は「本当に魅力的なお話と、キャラクター、そして素晴らしい演者の方々と演出でできている作品です。原作の最後までやれるということはすごいことだと思います。しっかり目を開いて見ていただき、リチャードともに最後まで一緒に駆け抜けていただければと思います」とトークを締めくくった。

本イベントは、12 月 19 日(日)20 時まで配信が発売中。同 19 日(日)23 時 59 分まで、アーカイブ配信を視聴することができる。


本作をいち早く楽しみ、魅力を存分に味わい尽くせるこの機会。是非ともチェックしてもらいたい。

放送情報

TVアニメ『薔薇王の葬列』

2022年1月9日よりTVアニメ連続2クール放送開始!
<放送情報>
・TOKYO MX  2022年1月9日より毎週日曜22時30分~
・BS11      2022年1月11日より毎週火曜24時~
・サンテレビ   2022年1月9日より毎週日曜23時30分~
・KBS京都   2022年1月9日より毎週日曜23時30分~
※放送日時は予告なく変更になる可能性がございます。
 
【メインスタッフ】
原作:菅野 文 『薔薇王の葬列』(秋田書店「月刊プリンセス」連載)
原案:ウィリアム・シェイクスピア『ヘンリー六世』『リチャード三世』
監督:鈴木健太郎 
シリーズ構成・脚本:内田裕基 キャラクターデザイン:橋詰 力 
美術監督:泉 健太郎 色彩設計:店橋真弓 撮影監督:高橋昭裕     
音響監督:岩浪美和 音楽:大谷 幸 音楽制作:ランティス
第1クールオープニングテーマ:古川 慎「我、薔薇に淫す」
第1クールエンディングテーマ:ZAQ「悪夢」
アニメーション制作:J.C.STAFF
【メインキャスト】
リチャード:斎賀みつき ヘンリー:緑川 光 ヨーク公爵リチャード:速水 奨 
エドワード:鳥海浩輔 ジョージ:内匠靖明 ウォリック伯爵:三上 哲 ケイツビー:日野 聡 
マーガレット王妃:大原さやか エドワード王太子:天﨑滉平
アン:鈴代紗弓 イザベル:真野あゆみ エリザベス:伊藤 静 セシリー:久川 綾
バッキンガム:杉山里穂 ジャンヌダルク:悠木 碧
ナレーション:大塚芳忠
【放送情報】
2022年1月よりTOKYO MX、BS11、サンテレビ、KBS京都にて連続2クール放送
TOKYO MX 2022年1月9日より毎週日曜22:30~
BS11 2022年1月11日より毎週火曜24:00~
サンテレビ 2022年1月9日より毎週日曜23:30~
KBS京都 2022年1月9日より毎週日曜23:30~
※放送日時は変更になる場合がございます。
 
(C)菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会 

イベント情報

TVアニメ『薔薇王の葬列』 先行上映&キャストトーク

■日時:2021 年 12 月 11 日(土)18 時~20 時
※12 月 19 日(日)23 時 59 分までアーカイブ配信中
■出演:斎賀みつき、緑川 光、速水 奨
佐藤仁美(MC)(敬称略)
  • イープラス
  • 速水奨
  • TVアニメ『薔薇王の葬列』 斎賀みつき、緑川光、速水奨登壇の先行上映&キャストトーク  オフィシャルレポート