FM802DJが語る『FM802 RADIO CRAZY presents LIVE HOUSE Antenna-GSシリーズ-』ーー未来を担うアーティストのライブで2022年のライブ初めを
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『FM802 RADIO CRAZY presents LIVE HOUSE Antenna -GSシリーズ-』
大阪・南森町のラジオ局・FM802が、2009年より手掛け累計40万人近くが参戦する年末のロック大忘年会『RADIO CRAZY』。例年会場にはライブハウスステージLIVE HOUSE Antennaが設置されていたが、今年は京セラドーム大阪で行われた『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY presents THE GRAND SLAM』の番外編として単独開催が決定。1月4日(火)から6日(木)の3日間、大阪・Zepp Nambaで、『FM802 RADIO CRAZY presents LIVE HOUSE Antenna-GSシリーズ-』として開催される。FM802のDJやスタッフがプッシュする注目のアーティストが各日6組ずつ、計18組が出演。これからの音楽シーンを担う気鋭アーティストたちが集結している。そこで今回は、当日の見どころをFM802DJの樋口大喜と板東さえかに訊いた。
FM802 DJ 板東さえか
ーー今年初めて『RADIO CRAZY』からLIVE HOUSE Antennaが飛び出して年始に単独開催されますが、どのような期待を持たれていますか?
板東:Zepp Nambaのキャパが初めてのバンドも多く、気合が入った演奏と今までにないスケール感のライブになるはずなので、私自身もめちゃくちゃ楽しみです。年末に開催していた『THE GRAND SLAM』に来てくれた人は、1日1,100円でお得に楽しんでいただけるので、是非みんなに来てほしいですね!
樋口:ちょうどこの前、ライブハウスに来ていたお客さんがAntennaで初めてZepp Nambaに行くと仰っていたんですね。今までの『RADIO CRAZY』だったら、インテックス大阪にそれぞれのステージがあって、Antennaはそのうちのひとつのステージだったんだけど、今回はZepp Nambaでの単独開催。なので、今までフェスに行ったことあるし、フェスでなら観たことあるというアーティストを、ライブハウスで観られるという体験がこれまでと違ってくるところなのかなと思っています。Zepp Nambaだけでなく、ライブハウスに行くのが初めてという人も意外といるんじゃないかな。
FM802 DJ 樋口大喜
板東:『RADIO CRAZY』でのAntennaのステージ自体が、インテックス大阪にライブハウスさながらのステージをつくるというコンセプトでやってきたしね。
樋口:ライブハウスもそうだし、コロナ禍で歩みを止めずにやってきたアーティストたちと一緒に、2年近くの思いが込められているので、間違いなく特別な日になると思います。なにより、FM802のヘビーローテーションに選ばれていたアーティストも多いので、ラジオでかかっていたアーティストがこんなライブをするのかという発見を、新年から一挙にできるというのは特別な空間に違いないなと。
『FM802 RADIO CRAZY presents LIVE HOUSE Antenna -GSシリーズ-』
ーーこの日がライブ初めという人が多いはずなので、新年1発目という意味でも気合が入ったステージになりますよね。
板東:並々ならぬ思いがあると思う! 好きなアーティストのライブを、特別な日の特別なステージで観られるのはとても楽しみで幸せな瞬間のはずです。
樋口:ちなみに、先日The Songbardsが「出演者全員知り合いや」と話していたんです。それはなかなかないですし、自分でも友達が少ないと言ってるバンドだからより珍しいことだと。そういう意味でも、今までのAntennaとはまた違う良いグルーヴ感のある「対バンの妙」みたいなものが、間違いなく生まれるんじゃないかな。5日(水)は特にTENDOUJI、Kroiに新時代のOmoinotake、NEEが入ってくるラインナップが面白いですよね。
板東:お互いも知ってるやろし、お互いのライブも観たいやうろからね。同じステージから6組が出てくるから、どういう流れになるのか、前のバンドを受けてどういうライブをするのかとても楽しみです。それぞれの日にカラーがあるので、お客さんが目当てのアーティスト以外も好きになって帰っていただけるはず!
『FM802 RADIO CRAZY presents LIVE HOUSE Antenna -GSシリーズ-』
樋口:6日(木)は、にしなに崎山蒼志のほか、秋山黄色や映秀。、神はサイコロを振らない、Hakubiと、コロナ禍でデビューしてまだ思い通りにライブができてない人もいたり。なので、ライブをこの日に初めてみるというアーティストという意味でも、本格的なライブ初めになるというアーティストもいるんじゃないですかね。なによりこの日は、めっちゃバラエティに富んでますよね。
板東:映秀。くんは先日、「ライブをやりたくないと最初は思ってたけど、2枚のアルバムを1年で作って、今はそのツアーに向けてライブをするのが楽しみ」と話してたんですよね。秋山黄色さんもまだライブを観たことがないので、とても楽しみです。
樋口:秋山黄色さんは、すごいライブハウスが似合うんですよ。元々バンドがやりたかったみたいで。一度、心斎橋JANUSで観た時はスリーピースバンドのようなライブで、そこが音源とのギャップがあってすごく良かった。映秀。さんは、先日Zeppで観た時に思ったのは、バンドサウンドのど直球もできるしクラシカルな部分もあるし、ソウルフルに歌い上げることもできる。その振り幅がすごいなと。
『FM802 RADIO CRAZY presents LIVE HOUSE Antenna -GSシリーズ-』
ーー新年早々に、気鋭アーティストのアクトをぜひライブハウスで目の当たりにしていただきたいですね。
板東:音楽好きのみなさんに、「新年早々、ライブハウスしようぜ!」と言えるのが本当にうれしいです!
樋口:2022年を彩るであろう期待の大きいアーティストたちと、いいスタートダッシュを切れるのは最高ですね。
板東:Zeppはキャパも広いので、ライブハウスに行ったことない人でも安心して楽しんでもらえるはず。
樋口:2022年の初ライブどころか、人生初ライブの人もぜひ遊びにきてほしいですね。
板東:一緒にライブ初めしましょう!
取材・文=大西健斗
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