女優・上白石萌歌が『ゴーストバスターズ/アフターライフ』日本語吹替版で主人公の声を担当 ハリウッド映画を初吹き替え
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上白石萌歌
2月4日(金)公開の映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』日本語吹替版で、女優・上白石萌歌が主人公の声を務めることがわかった。
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は、『ゴーストバスターズ』シリーズの最新作。アイヴァン・ライトマン監督がメガホンをとったシリーズ第1作『ゴーストバスターズ』は、4人の男が“ゴーストバスターズ”として幽霊退治に奮闘するSFコメディ映画。1984年に公開された同作は、北米興行収入で年間第1位に輝き、世界各国でもヒットした。1989年には、同監督が再びメガホンをとった続編『ゴーストバスターズ2』が公開。2016年には、ポール・フェイグ監督によるリブート版『ゴーストバスターズ』が公開された。
『ゴーストバスターズ2』の続編にあたる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』では、アイヴァン・ライトマン監督の息子であるジェイソン・ライトマン監督がメガホンをとる。キャストには、ポール・ラッドのほか、マッケナ・グレイス、フィン・ウルフハードらが出演している。かつてニューヨークを救った“ゴーストバスターズ”メンバーの孫たちを中心とした物語が描かれる。主人公のフィービーは、都会での生活苦から、母と兄の3人で田舎町に引っ越すことに。街では、30年間にわたって原因不明の地震が頻発していた。やがて、フィービーは、祖父が遺した古びた屋敷で地下研究室を見つけ、ハイテク装備の数々を目にする。そして、祖父のイゴン・スペングラー博士が、かつてゴーストたちからニューヨークを救ったゴーストバスターズの一員だったことを知るのだった。しかし、彼女が床下でみつけた“ゴーストトラップ”と呼ばれる装置を誤って開封したことで、不気味な緑色の光が街に解き放たれ、さらなる異変が起こり始める。
上白石萌歌が日本語吹替版で声を演じる主人公・フィービーは、かつてゴーストで溢れかえったニューヨークを救った初代ゴーストバスターズであるイゴン・スペングラーの孫。内気ながらも、科学が好きで頭脳明晰なフィービーは、亡き祖父の意志を受け継ぎ、30年経ったいま復讐を開始したゴースト達に立ち向かっていく。上白石萌歌は、本作で初めてハリウッド映画の吹替に挑戦するとのこと。
上白石は、フィービー役の声優が決まった時のことを「すごく驚きました。喜びと同時にプレッシャーや、本当に私で良いのだろうか?という気持ちが湧き上がってきました」と振り返っている。また、『ゴーストバスターズ』『ゴーストバスターズ2』などの過去シリーズ作について、「私の両親がドンピシャの世代なんです。いかに面白いかというのは小さい頃から聞いていましたし、実際に親と一緒に観たこともあります」とコメント。アフレコについては、「普段からだを使ってお芝居をするのとは違う感覚」と説明しつつ、「日本人である我々とは習慣や文化も違うので、そこをどうやって越えるか」と明かしている。また、“うまくいった点”を聞かれると「ゴーストとの対決のシーン」を挙げ、「私の体は映らないけど、(アフレコでは)実際に汗をかくくらい、アクションシーンのように体力を使って白熱したので、そこは声にものっていると思います」と語った。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』
さらに、本作を鑑賞し、「マスクがびしょびしょになるくらい泣いた」と語りつつ、「フィービーがおじいちゃんを想う気持ちが全編を通して描かれるので、家族の縦の絆を感じられるんです。私自身も祖父母にお世話になったというか、おじいちゃん達との関係をすごく大切にしていたので、フィービーの気持ちもよくわかるし、誰にとってもおじいちゃんやおばあちゃんの存在って胸を熱くさせるところがあると思う」とアピール。また、シリーズの魅力について、「人が信念を持って立ち向かう様子が描かれていて、勇気をもらえる」と力説し、「できることなら実際に出演したい。プロトンパックを私も構えてみたい(笑)」と明かした。そして、お気に入りのゴーストとしてミニ・マシュマロマンを挙げ、「子供みたいで、いたずらっ子なんですけど、噛まれるとすごく痛い。一見かわいいけど、凶暴なところが好き」と語っている。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』
なお、上白石のほかに、日本語版吹替声優として、フィービーの兄トレヴァー役(フィン・ウルフハード)で梶裕貴、ミニ・マシュマロマン役やゴーストのラスボス役などで渡辺直美が参加していることもわかっている。
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日(金)全国の映画館にて公開。